俳優チョン・ウソンの問題について韓国の政府高官までもが口を出し始めた。
韓国の女性家族部のキム・ヒギョン元次官が、チョン・ウソンとモデル、ムン・ガビの子どもを「婚外子」と呼ばないよう提案し、注目を集めている。
キム元次官は12月1日、自身のSNSに「婚外子と呼ぶのはやめましょう」と始まる文章を投稿した。続けて「チョン・ウソンの息子を“婚外子”と呼び続けるのがとても気になって…やめようと言いたいです」と自身の考えを明らかにした。
続いて、「両親の婚姻関係によって、子どもを婚外子や婚中子に分類して呼ぶこと自体が正常性に対する過度な強調であり、偏見を助長する行為です。それは親を基準にした視点であり、何の責任もない子どもに否定的な烙印を押す用語です」と説明した。
さらに、「政府で働いていた時、この用語の廃止は民法改正の問題であり、私の所管範囲ではありませんでしたが、家族の多様性に関する意識調査を行い、発表したことがあります。その結果、“婚外子・婚中子という区分は差別的な用語なので廃止すべきだ”に国民の76%が賛成しました」と述べ、「多くの人がすでに時代遅れで差別的だと感じている婚外子という用語で子どもを呼ばないでほしいです。子どもを中心に考えよう。婚外子ではなく、ただの息子なのです」と強調した。
先立って11月22日、ムン・ガビはSNSで息子を極秘出産したと発表。その後、子どもの父親がチョン・ウソンであることが判明した。
そしてチョン・ウソンは11月29日、ソウル汝矣島のKBSホールで開かれた「第45回青龍(チョンヨン)映画賞」の授賞式で、「すべての批判は私が受け止める。父親として息子への責任を最後まで果たす」と語った。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ウソン プロフィール
1973年4月22日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。1994年の映画『KUMIHO/千年愛』で俳優デビューし、映画では『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』『アシュラ』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』『スティール・レイン』『ハント』『ソウルの春』、ドラマでは『アスファルトの男』『ATHENA -アテナ-』『パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~』『愛していると言ってくれ』などで主演を務めた。2011年にはフジテレビ系列ドラマ『グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~』に出演したほか、2016年には映画『私を忘れないで』で主演と制作を務め、2023年に映画『ザ・ガーディアン/守護者』で監督デビューを果たした。
■【写真】チョン・ウソンの子を「極秘出産」した16歳下美人モデルとは?
前へ
次へ