韓国の24人組ガールズグループtripleS(トリプルエス)のメンバーが、アメリカの人気総合格闘技団体「UFC」のライトヘビー級王者アレックス・ペレイラのディナーショーに出演することになった。
tripleSの所属事務所MODHAUSによると、tripleSメンバーのチョン・ヘリン、カエデ、ニエン、リンが来る11月22日、ソウルのRAUMアートセンターで開催されるアレックス・ペレイラのファンミーティング及びディナーショー「VIP不合理なディナーショー」に出演し、祝賀ステージを披露する。
今回のファンミーティングはペレイラと韓国のファンが実際に交流できる場で、tripleSは「ペレイラ本人が好き」ということで招待されたという。過去に類を見ない「UFCとK-POPの出会い」という点で、双方のファンから注目されている。
tripileSは総勢24人のメンバーで構成され、ファンが直接コンテンツ制作過程に影響を与えられる「ファン参加型」のグループとして知られる多国籍ガールズグループだ。日本人メンバーとしてはカエデ(山田楓)、コトネ(嘉味元琴音)、マユ(髙麗真友)、リン(川上凜)の4人が所属している。
2022年5月に1人目のメンバーが公開されて以降、これまでは4人組の「Acid Angel from Asia」や「+(KR)ystal Eyes」、8人組の「Acid Eyes」や「LOVElution」などユニットを組んで活動してきたが、今年5月に24人全員で活動する初のフルアルバム『ASSEMBLE24』をリリースした。
また、最近では初のダンスユニット「Visionary Vision」で1stフルアルバム『Performante』をリリース。同作は初動でキャリアハイを記録しただけでんかう、総販売枚数でも40万枚に達する記録を叩き出し、圧倒的な成長を証明した。この数字は歴代ガールズグループのユニットで新記録となる数字だ。
日本でも選抜ユニット「tripleS ∞!(トリプルエスハッチ)」として、来る11月20日にデビューシングル『アンタイトル』をリリース予定であり、グループの公式YouTubeチャンネルではミュージックビデオも先行公開している。
なお、ペレイラは1987年7月7日生まれの37歳。キックボクシングで33勝7敗の記録を持ち、2022年にUFCのミドル級チャンピオンとなった後、2023年7月に階級をライトヘビー級に転向。同年11月に同階級も制覇し、2度の王座防衛にも成功している2階級のチャンピオンだ。
ペレイラは11月18日よりすでに来韓しており、24日までの滞在期間にファンミーティング、セミナー、サイン会などさまざまなイベントを通じてファンと交流する予定だ。
18日にはソウル峨山(アサン)病院を訪問し、小児患者を激励するとともに物品を寄付した。また、ソウル体育高校も訪問し、ボクシング部の選手を指導、グローブなどの用品を寄付した。
ペレイラの韓国ファンミーティングでは、tripleSによる特別講演のほか、ペレイラ本人が自ら格闘技技術を披露するイベントが行われ、韓国国内の有名格闘技チーム「KOREAN TOP TEAM」や「TEAM MAD」に所属する選手も参加するなど、多彩なプログラムが準備されている。
また、ディナーショーという形式にふさわしく、ファンのための晩餐も提供される予定だという。
ペレイラは韓国でのファンミーティングに先立ち、「韓国でも多くの方々が応援してくれているということをよく知っている。私が受けた愛と声援を寄付活動に返したい気持ち」とコメントしている。
■tripleS、ファンの投げたうちわがメンバーの顔面に直撃
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