見事な肉体を持つことで知られる韓国女性歌手ジェシーの周辺が騒がしい。
10月11日、韓国のテレビ局JTBCの報道番組『事件班長』は、ジェシーのファンA氏がジェシーの一行に暴行されたと報道した。
A氏の主張によると、ある路地でジェシーを発見し、写真を撮ってほしいと要請したが、一緒にいた男性がそれを阻止し、ジェシーも「申し訳ないが、だめだ」と謝罪して席を離れようとしたという。
しかし、一行の中で別の男性がA氏を殴りつけ、暴力を振るった。この過程でジェシーは現場を離れたが、警察に通報したA氏は加害男性とジェシー一行を探しに出た。
警察は居酒屋でジェシー一行を発見したが、一行らはA氏が誰なのか知らないと主張し、結局、A氏の母親がジェシーの所属事務所を訪ねると、事務所側は「加害男性は中国人であり、ジェシーとは関係ない間柄だ。プロデューサーと親交がある」と説明したという。
その後、加害男性を警察に通報したA氏は、ジェシーがこれといった対処をしなかったと主張し、失望感を示した。
こうした報道を受けてジェシーの暴行無視論争が起き、ジェシーは10月12日、SNSを通じてその立場を明らかにした。
ジェシーはA氏の写真要請を断った瞬間を思い出しながら、「(被害者の方が)私がその日初めて見た人から突然暴行を受けることがあった」とし、「当時突然発生した状況に、私もとても慌ててしまい、そのファンの方を細心に配慮できなかった」と説明した。
ジェシーは経緯を問わず、道義的な責任に謝罪の意を伝えた。また、「被害者が迅速に加害者を探して謝罪と補償を受け、加害者が適当な処罰を受けられるようにするために努力している」と付け加えた。
しかし、ジェシーの釈明にもかかわらず、大衆は冷ややかな反応だ。ファンが暴行される場面を見て現場を離れたジェシーの行動が失望だという反応だ。知人であるないにかかわらず、「まったく知らない」と言ったこと自体、事件の本質を回避した言い訳だという不満も多い。
ジェシーの所属事務所側の弁護人は、A氏が加害男性とジェシーたち一行を同じ一団と見る場合、道義的な賠償も検討すると伝えた。ジェシー「この事件と関連して一方的主張だけを反映したり、推測性報道を自制するよう丁重にお願いする」と要請している。
なおジェシーは2022年、バラエティ番組『遊ぶなら何する?』(原題)に出演した際、「胸は重要ではない。私は豊胸をしたが正直よくわからない。今では豊胸していない胸の方がきれいに感じる。まあ、だからといって取りはしないけどね」と明かしたことがある。
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