一時はCMにも起用されるほど韓国で愛されたアメリカ出身タレントのロバート・ホリー。彼は今、64歳にしてデリバリーのバイトに精を出している。
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ホリーは2019年、麻薬を使用した疑いで執行猶予付きの懲役刑を宣告され、表舞台から姿を消していた。それだけでなく、希少がんの闘病までし、現在は仕事がない状態だ。
10月6日に韓国で放送されるバラエティ番組『一度くらい離婚する決心』(原題、MBN)では、無職のホリーが生活のために仕事を探す様子が公開される。
今回の放送に先立ち、結婚37年目のホリーと妻のミョン・ヒョンスクは、“過去の出来事”により家計が厳しくなり、生活費の問題で事あるごとに衝突していた。
さらにホリーは妻と争ったあと、無言で家を出て行ってしまい、皆を心配させたことがある。そんなホリーは今回、重い足取りで普段から親交のある弁護士のもとを訪れ、慎重に求職意思を示す。
ホリーは国際弁護士資格を持つエリートだったが、5年前の出来事以来、無職も同様だ。そのため、「家族のためにお金を稼がなければならない」というプレッシャーで弁護士の知人の事務室に勇気を出して訪れたのだ。
しかし、芳しい答えを得られずに事務室を後にした彼は、神経がん闘病によって脚が不自由にもかかわらず、デリバリーのバイトに出る。バイトに必要な指導映像を確認した彼は、しばらくして不便な足を引きずりながら配達に精を出すのだった。
ホリーは「コール一つでも先に取ることが重要だ。戦争なので食事をする時間がない」と淡々と告げたあと、遅い昼食でのり巻き1本の適当な食事を済ませた。
このような夫の状況を全く知らないミョン・ヒョンスクは、「何も言わずに朝からどこに行っているの?」と夫に電話をかけるが、ホリーは配達中のため電話に出られない。その後も妻から断続的に電話がかかってくるが、ホリーは「ちょっと用事があって」と慌てて電話を切る。
この一連の様子をスタジオで見守っていた出演者たちが、「妻に配達アルバイトをしていることをなぜ明かさいの?」と慎重に尋ねると、ホリーはこれまで隠していた心の内を徐々に打ち明けるという。
ロバート・ホリーの苦々しい近況が盛り込まれた『一度くらいは離婚する決心』は、6日22時に韓国で放送。
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