カン・ダニエル、1年3カ月ぶりに『ACT』でカムバック!前事務所の株主との訴訟にも言及【インタビュー】

2024年09月24日 話題

歌手カン・ダニエルが以前の所属事務所との軋轢を乗り越え、カムバックを果たした。

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カン・ダニエルは9月23日、江南(カンナム)のとあるカフェで報道陣のインタビューに応じた。

カン・ダニエルは1年3カ月ぶりのカムバックについて、「前の所属事務所とのこともあり、複雑だった。5年という時間が虚しく崩れていった感じがする。言葉にできない空しさを感じた。達成したことが一瞬にしてなくなった感じだった」と心境を吐露した。

続けて、「そこで音楽が自分には良い友達となってくれた。そうして今回のアルバムを準備した。前の所属事務所の問題は警察が調査中だ」と明らかにした。

今年5月、カン・ダニエルは前所属事務所だったKONNECTエンターテインメントの大株主A氏を私文書偽造、横領、背任、情報通信網侵害およびコンピュータ等の使用詐欺などの疑いでソウル警察庁に刑事告訴した。A氏はKONNECTエンターテインメントの大株主で、株を約70%保有しているという。

カン・ダニエル
(写真=ARA)カン・ダニエル

カン・ダニエルはこの間、家族のように信じてついてきてくれた所属アーティスト、スタッフ、そして第三者である契約相手の被害を最小化するために、刑事告訴をするまで1年を越えて尽力した。

しかし、訴訟以外の解決策がないため、重い気持ちで刑事告訴を進めることになった。

カン・ダニエルは、「物事を締めくくるノウハウを得た。不安も強かったが、慎重になった。今回の(刑事告訴)もより良い方法を探すのに長い時間がかかった。極端になったが慎重にもなった。前の事務所が犯した間違いなので、ステージに立てることがとても貴重だと感じた。今はもっと気楽だ」と微笑んだ。

前事務所との紛争は進行中だが、カン・ダニエルは今年7月、総合エンターテインメント会社のARAと専属契約を締結した。

ARAは、YGエンターテインメント、BIGHIT MUSICを経て、前事務所KONNECTエンターテインメント出身でもあるディレクターが設立した事務所だ。カン・ダニエルはこれまで一緒に仕事してきたスタッフとの義理を選んだわけだ。

彼は、「良いオファーがたくさん来て、ファンの心配も大きかった。自分のことを考えてくれる言葉をたくさん聞いたが、自分にとって一番自然な選択がARAだった」と述べた。

加えて、「周りとの絆が最も重要だ。自分は義理を重んじる人だ。仕事をするときはさらに敏感で、細かく説明するのが苦手だ。一緒に長く働いてきた方々は言いたいことをよく理解し、まとめるのも上手だ。義理もあるので、最も自然な選択だった」と明るく笑った。

カン・ダニエル
(写真=ARA)カン・ダニエル

そうして新たなスタートを切ったカン・ダニエルは、9月23日に5thミニアルバム『ACT』をリリースした。

1年3カ月ぶりにリリースしたアルバムのタイトル曲は『Electric Shock』。

「電気ショック」という意味の通り、ダイナミックで変化に富んだ曲であり、モダンポップR&Bを基調とした独特なシャッフルグルーブが印象的だ。

ミュージックビデオでは、1人2役のカン・ダニエルが登場する。人々の前に立つスターのカン・ダニエルと、一人でいるとき、孤立している“ナード·ダニエル”の物語が展開される。

アルバム全体の演劇的な雰囲気とタイトル曲の電気や稲妻のイメージを自然に合わせる楽しさがある。

なお、カン・ダニエルの新しい幕開けを意味する新アルバム『ACT』は各種ストリーミングサイトなどで聴くことができる。

◇カン・ダニエル プロフィール

1996年12月10日生まれ。ARAに所属。2017年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2を通じて、プロジェクトグループWanna Oneとしてデビュー。グループ活動当初は絶対的センターとして活躍し、ソロ転向後も1stアルバムの売上が韓国の男性ソロ歌手の歴代記録を更新するなど、変わらぬ人気を証明した。

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