ボーイズグループEXO(エクソ)のメンバー、ベクヒョンが喫煙の議論でイシューの中心に立った。
9月16日、SNSやオンラインコミュニティなどを通じて、ベクヒョンの室内喫煙映像が拡散された。
その映像を見ると、ベクヒョンは目の前に人がいるにもかかわらず、タバコの煙を吐き出している。後ろには壁があり、室内であることが確認できる。
映像が拡散されると、所属事務所INB100は同日、「現在、インターネットに出回っている当社所属アーティスト、ベクヒョンの室内喫煙関連で不便さを感じたすべての方に、心より謝罪申し上げる」と素早く謝罪文を発表した。
所属事務所側は「当時、ベクヒョンと私たちスタッフは、マカオが電子タバコの搬入が禁止された場所であることをまったく認知できなかった。そんななかでマカオ公演後、スタッフと食事をしていたところ、会話が盛り上がると無意識に電子タバコを使った」と経緯を説明した。
室内喫煙に対して無知な状態だったというベクヒョンに対する非難が大きくなったのは、2023年9月、ベクヒョンの前にタバコとライターが置かれた写真がSNSで話題になったことも関係していると見られる。その際、ファンは彼に釈明を催促したことがある。
そうした経緯がありながら、タバコをめぐる議論が起きたことになる。所属事務所側は「ベクヒョンは自分の不注意な行動で多くのファンの方々に失望を与えた点、頭を下げて深く申し訳なく思っている。今後、このようなことが繰り返されないように一層注意を払う」と謝罪した。
去る7月には、BLACKPINK・ジェニーが室内で喫煙しながらスタッフの顔にタバコの煙を吐く姿が捉えられ、大きな騒動となった。最終的にジェニーは謝罪したが、それでも批判の声は収まらなかった。
スターによる喫煙問題が目立つK-POP界だ。
ベクヒョン側の公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。INB100です。
現在、インターネットに出回っている当社所属アーティスト、ベクヒョンの室内喫煙関連で不便さを感じたすべての方に、心より謝罪申し上げます。
当時、ベクヒョンと私たちスタッフは、マカオが電子タバコの搬入が禁止された場所であることをまったく認知できませんでした。そんななかでマカオ公演後、スタッフと食事をしていたところ、会話が盛り上がると無意識に電子タバコを使いました。
ベクヒョンは自分の不注意な行動で多くのファンの方々に失望を与えた点、頭を下げて深く申し訳なく思っています。
当社とベクヒョンは今後もこのようなことが繰り返されないよう、より一層注意を払い、ファンの方々にこのような状況で失望させないことを約束いたします。また、もっと成熟した姿をお見せするために最善を尽くします。
もう一度、多くの方々にご心配をおかけし、不便さを感じさせてしまった点、心より頭を下げて謝罪いたします。申し訳ございません。
◇ベクヒョン プロフィール
1992年5月6日生まれ、本名ビョン・ベクヒョン。歌手RAINに憧れて歌手を目指し、2011年にSMエンターテインメントからスカウトされ、オーディションに参加。晴れて合格して練習生となり、翌年2012年にEXOのメンバーとしてデビュー。K-POP業界としては異例の短期間で人気アイドルへの第一歩を踏み出した。底抜けに明るい性格でグループ1、2を争うムードメーカーとの声も。ポジションはメインボーカルで、高い歌唱力と並みならぬカリスマ性で大きな人気を集めている。
■これが本性か。BLACKPINK・ジェニー、室内喫煙よりも“人間性”を問われる
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