ガールズグループLE SSERAFIMが、アメリカの4大音楽授賞式のひとつ「MTVビデオミュージックアワード」(以下、「MTV VMA」)でデビュー後初の受賞を果たした。
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LE SSERAFIMは9月11日(現地時間)、ニューヨーク・UBSアリーナで開催された「MTV VMA」で今年のプッシュパフォーマンス賞を受賞した。
彼女たちはチャペル・ローン、ベンソン・ブーン、レイヴェイなど、11人の世界的なアーティストと同部門にノミネートされた末、トロフィーを手にした。
LE SSERAFIMは所属事務所SOURCE MUSICを通じて、「この賞をくださったFEARNOT(LE SSERAFIMのファンネーム)の方々に感謝する。今回の受賞と『MTV VMA』のプレショーのステージに立てたのが夢のようだ」と述べた。
続けて、「LE SSERAFIMは堂々とした5人の女性で構成されている。強靭さと再び立ち上がる力、そして弱さまでも語りながら希望のメッセージを伝えるグループだ。そのため、LE SSERAFIMを応援し愛してくださる方々がいるということが、より大きな意味を持つ。心から感謝する」と感想を伝えた。
この日、LE SSERAFIMは授賞式に先立って開催された「MTV VMA」プレショーで単独ステージを披露した。
5人のメンバーは4thミニアルバム『CRAZY』の収録曲『1-800-hot-n-fun』でスタートを切り、登場と同時に圧倒的な存在感とカリスマで観客を魅了した。彼女たちは“パフォーマンスクイーン”らしい公演を繰り広げ、多くの観客を虜にした。
プレショーのフィナーレはタイトル曲『CRAZY』が飾った。リリースから2週間しか経っていない新曲であるにも関わらず、客席からは最初から最後まで歌声が聞こえた。LE SSERAFIMは響く歓声のなかでステージを終え、熱い人気を証明した。
また、メンバーたちはプレショーの前に行われたレッドカーペットイベントで韓国デザイナーの衣装を着て登場し、現地メディアの注目を集めた。
そんなLE SSERAFIMは、『CRAZY』で9月10日に米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」7位とメインソングチャート「HOT 100」76位に入り、キャリアハイを達成した。特に「HOT 100」ではK-POPガールズグループのなかで今年の最高順位を占め、話題になった。
LE SSERAFIMはビルボードの2大メインチャートを席巻し、ニューヨークのエンパイアステートビルをグループの公式カラーに染めたのに続き、「MTV VMA」で受賞するなど、世界の音楽市場の中心であるアメリカでK-POPガールズグループの先頭を走っている。
◇LE SSERAFIMとは?
BTSらを擁する韓国の大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルSOURCE MUSICと共にローンチした初のガールズグループ。IZ*ONEメンバーとして活躍したキム・チェウォンと宮脇咲良を筆頭に、カズハ(日本人メンバー)、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェらで構成された。2022年5月2日にデビューアルバム『FEARLESS』をリリースしてデビュー。直後にメンバーが1人脱退して5人組となったが、韓国はもちろん、年末にはNHK紅白歌合戦にも出場するなど日本でも話題となった。2023年1月25日、正式に日本デビューを果たした。
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