ボーイズグループSHINeeの故ジョンヒョンさんの実姉が、青年芸術家のための心理相談を始めた。
ジョンヒョンさんの実姉であるキム・ソダム氏は最近、財団法人「ピチナ」を通じて公開した映像を通じて「財団法人ピチナの『青春信じてUP』は、青年文化芸術家の健康な芸術活動のために企画された心理相談プロジェクト」と紹介した。
財団法人ピチナは、韓国音楽実演者連合会の会員だったジョンヒョンさんの家族が設立した非営利公益法人。ジョンヒョンさんの著作権料を財源に、文化芸術活動に専念する青年芸術家の成長や活動を支援している。
それだけでなく、現在は非所属の青年文化芸術家たちが健康な芸術活動ができるよう心理相談も始めている。財団の事務局長でもあるキム・ソダム氏が直接乗り出して、このプロジェクトを進めているという。
映像でキム・ソダム氏は「初めてカメラの前で正式に挨拶する。ずっと隠れていたようで、表に出ることができなかったが、今は本音を話せる方法を探しているので始めることになった」と挨拶した。
キム・ソダム氏は「したかったけどできなかった話、一人でくよくよした話。皆さんにもあると思う。一人の大変さが一人で終わらずに、乗り越える方法があると思う。その時間に閉じ込められず、一緒に出て勝ち抜く時間を作ってほしい」と話した。
そもそもジョンヒョンさんは、2017年12月18日に突然この世を去った。享年27歳。故人は生前、うつ病を患っていたという。
ジョンヒョンさんは、韓国はもちろん、海外でも認められたアイドルであり、ミュージシャンだった。2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューし、トップアイドルとして活躍した。
しかしジョンヒョンさんは満足せず、情熱的に走り続けた。ソロミュージシャンとして自分だけの音楽の世界を強固にしていった。
また、プロデューサーとしての力量も発揮。SHINeeやソロのアルバムだけでなく、歌手IU、イ・ハイなど他のアーティストとも活発に作業した。ジョンヒョンさんの手で作られ、IUやイ・ハイなどの優れたボーカリストの声で花開いた彼の作業物は、長い時間が経っても依然として愛される音楽として定着した。
突然の悲報の直前まで、音楽へのジョンヒョンさんの情熱は止まらなかった。亡くなる前に開かれた単独コンサートでは、ソロアルバムのために作業した『Only One You Need』『I’m So Curious』『#Hashtag』『Take The Dive』『Christmas Song』『Sightseeing』といった新曲が多数発表された。
これらの曲は、ジョンヒョンさんが亡くなった後に発表された遺作アルバム『Poet|Artist』を通じて公開されたりもした。
(記事提供=OSEN)
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