ドラマ『梨泰院クラス』などで知られる俳優パク・ソジュンが、日本で開催する対面ファンミーティングへの思いを語った。
ファンミーティング「ソジュンシ(時)」のため来日したパク・ソジュンは8月23日、東京都内で記者会見を行った。
2021年5月にオンラインで開催した「パク・ソジュン, Comma」を除き、2017年以来7年ぶりの対面ファンミーティングとなったパク・ソジュン。今月10日のソウル公演を経て、今回、東京・大阪の2都市公演のため来日した。
冒頭、報道陣に大きな拍手で迎えられ、日本語で「皆さんこんにちは、パク・ソジュンです」と挨拶したパク・ソジュンは、日本で開催するファンミーティングへの期待感を次のように語った。
「7年ぶりにファンミーティングをすることになり、久しぶりにファンの皆様とお会いできる場となったので、本当にたくさん準備をさせていただきました。緊張もたくさんして、楽しかったですが一方で心残りもあり、さまざまな思いが交差する時間となりました。ただ、幸いにも韓国で終わりではなく、こうして日本に来て、日本のファンの皆さんとお会いできる機会ができてとても光栄に感じています。今日は素敵な時間を過ごしたいなと思っています」
今回のファンミーティングのタイトル「ソジュンシ(時)」は、5月の企画会議でパク・ソジュン本人が“好きな単語”として挙げたものだ。
当時は「ファンの皆さんが自分のことを考えてくださる時間を意味するこの言葉が暖かく感じられ、いつも感謝している」と伝えたというが、この“ソジュンシ”に込めた思いを聞かれると、パク・ソジュンは「タイトルは少し悩みました」と告白。
「ファンミーティングというのは、ファンの皆さんとの出会いが重要なポイントだと思っています」とし、「ファンの皆さんが、普段から僕が生まれた時間について本当に大切に思ってくださることを知りましたし、“時間”という単語についてもたくさん考えてみました。そうして、ファンミーティング自体も“時間”について一度振り返る時間と、ともに過ごした時間を振り返るというテーマに決めました」と、ファンミーティングに対する真摯な思いも打ち明けた。
なお、パク・ソジュンのファンミーティング「ソジュンシ(時)」は本日(23日)東京・有明アリーナ、25日に大阪・おおきにアリーナ舞州で行われる。
(取材・文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
◇パク・ソジュン プロフィール
1988年12月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2011年にB.A.Pヨングクの『I Remember』ミュージックビデオで俳優デビュー。2012年のドラマ『ドリームハイ2』で本格的な演技活動をはじめ、2014年の『魔女の恋愛』で連ドラ初主演を務めた。主な出演作にドラマ『花郎<ファラン>』『サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~』『キム秘書はいったい、なぜ?』、映画『ミッドナイト・ランナー』、『使者』(原題)、『パラサイト 半地下の家族』(カメオ出演)など。2020年にはドラマ『梨泰院クラス』で熱血主人公パク・セロイを演じ、熱い旋風を巻き起こした。
前へ
次へ