日本の張本&早田ペア下した北朝鮮とメダル争いの可能性も…12年ぶりの五輪メダル目指す韓国卓球

イム・ジョンフン(27、韓国取引所)、シン・ユビン(20、大韓航空)のペアが、12年ぶりの五輪卓球メダルまで残り1勝に迫っている。

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イム・ジョンフン、シン・ユビンのペアは7月28日(日本時間)、フランス・パリのサウスパリアリーナ4で行われた卓球混合ダブルス準々決勝で、オビディウ・イオネスク、ベルナデッテ・スッチのペア(ルーマニア)を、セットスコア4-0(13-11、11-8、11-8、1--8)で破った。ベスト16入りに続き、1セットも譲らない完璧な試合を見せ、ベスト4入りを果たした。

イム・ジョンフン、シン・ユビンペアはこの勝利で、韓国卓球勢12年ぶりの五輪メダルまで1勝を残すこととなった。彼らは今大会、卓球種目の中で最もメダルの可能性が高いと評価されている。韓国卓球は2012年ロンドン大会の男子団体戦(銀メダル)以降、五輪でメダルを獲得できていない。

イム・ジョンフン、シン・ユビン
(写真提供=OSEN)イム・ジョンフン(左)、シン・ユビン(右)ペア

混合ダブルスは意外性が大きい。まず、2人のベスト4の相手は、林昀儒、陳思羽(台湾)を破った中国の王楚欽、孫穎莎ペア。この中国のペアは混合ダブルス世界ランキング1位で、シングルスでもそれぞれ男女1位の強者だ。

2021年の東京五輪では、卓球種目で唯一、混合ダブルスの金を逃した中国。今大会は金メダルを全て獲得するべく、強いチームで構成している。

一方、反対の山では北朝鮮のリー・ジョンシク、キム・クムヨンペアが再び波乱を準備している。北朝鮮ペアはランク外だが、初戦で優勝候補の張本智和、早田ひなペア(日本)相手に大金星を挙げている。

そのため今後、南北対決の可能性もある。韓国、北朝鮮がベスト4でいずれも勝利すると、決勝では金メダルを巡って対決する。逆に両チームとも敗れ、3位決定戦で銅メダル争いを繰り広げる可能性もあるのだ。

果たして南北対決は実現するのか。混合ダブルス準決勝の韓国対中国は、30日0時開始。

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