韓国プロ野球の春季キャンプが開始!複雑な日韓関係でもキャンプ地に日本を選んだ球団は?

韓国プロ野球KBOリーグの10球団が春季キャンプに臨む。

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旧正月の短い連休を終えた各チームは、1月29日から始まる春季キャンプで本格的な新シーズンへの準備を進める。キャンプ地はアメリカやオーストラリア、台湾などさまざまだ。

1月29日にはSKワイバーンズ、LGツインズ、NCダイノス、KTウィズら4チームが飛行機に乗る。

SKはアメリカ・フロリダ州のベロビーチに、LGはオーストラリアのブラックタウンでキャンプを行う。NCとKTは、アメリカ・アリゾナ州のツーソンで本格的な準備を始める。

昨シーズン優勝チームの斗山ベアーズはじめ、KIAタイガースやサムスン・ライオンズ、ハンファ・イーグルス、ロッテ・ジャイアンツは1月30日に出国する。

昨シーズンの韓国プロ野球を制した斗山ベアーズ

斗山はオーストラリアのジーロングで1次キャンプをはじめ、KIAはフロリダ州のフォートマイヤーズで新監督のマット・ウィリアムズ氏と合流する。

サムスンは沖縄県の恩納村、ハンファはアリゾナ州のピオリア、ロッテはオーストラリアのアデレードでそれぞれキャンプを開始する。キウム・ヒーローズは10チーム中最も遅い1月31日に、台湾の高雄行きの飛行機に乗る。

2次キャンプ地をすでに指定したチームもある。

日韓関係の硬直によって多くのチームが日本を敬遠するなか、長期契約や親善試合などの関係で斗山とLG、サムスンは日本で2次キャンプを行う予定だ。

斗山は宮崎県で、LGとサムスンは沖縄でトレーニングを行う。

SKはベロビーチでの1次キャンプを終えた後、アリゾナ州に移動しNCやKTと練習試合を行い、実戦感覚を養う。

長期にわたったオフシーズンも終わりを迎え、新シーズンに向けた春季キャンプがいよいよ開始する。9カ月に及ぶ長いレースを前に、厳しい冬を乗り越えた各チームがどんな活躍を披露してくれるのか、注目が集まる。

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