韓国代表クリンスマン監督、解任をフライング発表?意味深SNS投稿「すべてのファンに心から…」

サッカー韓国代表率いるユルゲン・クリンスマン監督が、自身の進退問題が騒がれるなかで「解任」を示唆するSNS投稿をした。

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クリンスマン監督は2月16日13時頃、自身のSNSを更新。韓国代表練習時の円陣の写真とともに、キャプションに次のように綴った。

「すべての選手、コーチングスタッフ、そしてすべての韓国サッカーファンに心から感謝します!」

「アジアカップの準決勝まで送ってくれたすべてのサポートに感謝します。(アジアカップ)準決勝まで13試合連続負けなしという、この12カ月間は信じられないような道のりでした。Keep on fighting!」

ユルゲン・クリンスマン監督
(写真提供=韓国サッカー協会)ユルゲン・クリンスマン監督

直近のアジアカップで準決勝敗退に終わり、64年ぶり優勝に失敗したクリンスマン監督率いる韓国代表。

韓国サッカー協会は15日、ソウル新門路(シンムンロ)のサッカー会館で2024年第1回戦力強化委員会を実施し、アジアカップの評価やレビューを行った。自宅のあるアメリカに帰国したクリンスマン監督もオンラインで同委員会に参加した。

委員会では指揮官の進退について話し合われ、委員の大多数がクリンスマン監督の「解任」に同意。ファンボ・グァン技術本部長はメディアブリーフィングで「様々な理由により、クリンスマン監督がこれ以上リーダーシップを発揮することは難しいという委員会の判断があり、交代が必要だということで意見が集まった」と伝えていた。

この戦力強化委員会の見解を受け、韓国サッカー協会(KFA)は16日10時よりサッカー会館で緊急役員会議を開いた。同会議にはチョン・モンギュ会長のほか役員陣が出席し、クリンスマン監督の進退問題などについて討議された。

役員会議の討議内容については、この後14時40分よりチョン・モンギュ会長自ら発表予定。そこでクリンスマン監督の去就が明らかになると見られているが、指揮官本人が解任を示唆する投稿をしたことで、韓国サッカーファンの注目を多く集めている状況だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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