ドジャース離れるリュ・ヒョンジンへ米メディアが惜別の言葉「たとえどこへ行っても…」

トロント・ブルージェイズを新天地に選んだリュ・ヒョンジン(32)に惜別の言葉が送られた。

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12月24日(日本時間)、米スポーツ専門メディア『The Athletic」は「最も大きな愛情を受けてきたリュ・ヒョンジンに別れの挨拶を」という見出しの記事を通じて、ロサンゼルス・ドジャースを離れるリュ・ヒョンジンに愛情のこもった惜別の言葉を伝えた。

当該記事を書いたモリー・ナイト記者は、2013年から2014年までのドジャース内部の状況を詳細に記した『The Best Team Money Can Buy(金で買える最高の球団)」の著者としても知られている。

ナイト記者は「リュ・ヒョンジンは周囲の人々を笑顔にする選手だ。上着が必要だったり、試合前の緊張をほぐすためにたばこが必要だったりするときに近づける選手」と、彼の実力以前の人間性を称賛した。

リュ・ヒョンジン(写真右)

同記者は2013年にリュ・ヒョンジンがドジャースに入団した当初の話も添え、「リュ・ヒョンジンの独特なユーモアについていける選手はいない」と、春季キャンプでの初々しいエピソードを伝えた。

また、同記者はリュ・ヒョンジンの9月23日のコロラド・ロッキーズ戦でのホームランについて触れ、「1988年のワールドシリーズでカーク・ギブソンがサヨナラホームランを放ったときよりも盛り上がった」と説明した。

「リュ・ヒョンジンは人間的に優れた選手であり、おもしろい。野球の実力もあり、応援したくなる選手だ」と、人格の良さについても述べた。

リュ・ヒョンジンに人一倍の愛情を注いできたにもかかわらず、彼との4年契約を躊躇したドジャースに対しては疑問の声を上げた。

「ドジャースの気持ちも理解できる。だが、リュ・ヒョンジンがブルージェイズで4年間のうち2年半でも今シーズンと同じような実力を発揮すれば、その活躍は4年8000万ドル以上の価値を持つ」と同記者は予想した。

ナイト記者は最後に、「ドジャースでリュ・ヒョンジンのピッチングを見ることは本当に大きな楽しみのひとつだった。リュ・ヒョンジンとの別れは惜しいが、たとえどこへ行っても応援し続ける」と、ドジャースを離れる“コリアン・モンスター”にエールを送った。

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