大谷翔平の所属球団も有力…リュ・ヒョンジンの新天地は3球団に絞られた?

フリーエージェント(FA)資格を持つリュ・ヒョンジン(32、ロサンゼルス・ドジャース)の行き先の輪郭が明らかになってきた。

12月9日(日本時間)、米サンディエゴではメジャーリーグ30球団とエージェント、取材陣などが一堂に会するウィンターミーティングが行われる。リュ・ヒョンジンの行き先についても、少しずつ明らかになる予定だ。

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ウィンターミーティング直前まで、リュ・ヒョンジンの行き先として言及された球団は10に上る。

メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』はリュ・ヒョンジンの行き先として、現在所属するドジャースをはじめ、ロサンゼルス・エンゼルス、ミネソタ・ツインズ、トロント・ブルージェイズ、テキサス・レンジャーズ、ニューヨーク・ヤンキース、サンディエゴ・パドレスなど、10球団以上が関心を見せていると明らかにした。

ウィンターミーティングが開始される現在、最も有力なチームはドジャース、エンゼルス、ツインズに絞られてきた。

リュ・ヒョンジン

エンゼルスはアメリカンリーグ西部地区に属している。先発陣の補強が切実なチームであり、FAでゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグの加入を狙っている。

しかし価格的な負担が大きい。2人の引き入れに失敗した場合、リュ・ヒョンジン、ダラス・カイケルの加入に目を向ける可能性がある。2019年シーズン、若手投手の負傷でチーム防御率が5.12まで落ちただけに、投手の補強が必要不可欠な状況だ。

アメリカンリーグ中部地区に属するツインズも、リュ・ヒョンジンの行き先として複数回、言及されてきた。『MLB.com』は「ツインズがリュ・ヒョンジンにラブコールを送る可能性がある」と説明した。

先立ってザック・ウィーラーが契約期間5年、総額1億1800万ドル(約128億円)でフィラデルフィア・フィリーズ行きを確定した。ウィーラーが思ったよりも早く次を定めただけに、リュ・ヒョンジンの迎え入れも早々に行われる可能性があるとの見通しだ。

最近では、ツインズ担当記者が球団移籍順位の1位にリュ・ヒョンジンを挙げたりもした。リュ・ヒョンジンのエージェントであるスコット・ボラスとツインズが接触したとのニュースも報じられた。

そして最後の有力候補は、現所属チームであるドジャースだ。アメリカのスポーツ専門メディア『The Athletic』は「ドジャースはリュ・ヒョンジンの活用法を最もよく知るチームだ。リュ・ヒョンジンもドジャースを最もよく知っている。リュ・ヒョンジンの年俸はゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグより低いが、健康なリュ・ヒョンジンであれば話が違う。2人と比べて大きく低下しないだろう」と評価した。

その他、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・ホワイトソックスなどがリュ・ヒョンジンへの関心を見せている。

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