初戦で“格下”に衝撃負けの女子バレー韓国代表…念願の大会初勝利も「不安が残る」と言えるワケ

不安の残る大会初勝利だった。

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女子バレー韓国代表は8月31日、タイ・ナコンラチャシマで行われた第22回アジア女子選手権大会の予選リーグC組の第2戦で台湾代表にセットカウント3-2(25-13、25-22、23-25、22-25、15-8)で勝利した。

韓国代表は前日の30日、格下と見られていたベトナム代表にセットカウント2-3の衝撃の敗戦を喫した。先に2セットを得るも、以降3連続で奪われる逆転負けだった。

台湾代表戦も容易ではなかった。

韓国代表はカン・ソフィ(26、GSカルテックス・ソウルKIXX)の活躍で第1、2セットを容易に制した。チョン・ホヨン(22、正官庄レッドスパークス)の速攻も上手く通じ、全体的にサーブも通り、攻守にかけて相手を圧倒した。

しかし、第3セットに入って大きく揺れた。主導権争いで押され、第3~4セットを連続で台湾代表に奪われた。ベトナム代表戦と似たような展開となり、不安感が高まった。

韓国代表を率いるセサル・エルナンデス・ゴンザレス監督は、第3セットを奪われたにもかかわらず、これといった対策もなく第4セットに臨み、セットカウントで同点に追いつかれた。

それでも、第5セットに入りイ・ソヌ(21、正官庄レッドスパークス)の起用が当たった。イ・ソヌとカン・ソフィが左右から得点を量産し、最後は比較的簡単に試合を終えることができた。

女子バレー韓国代表

カン・ソフィの大活躍で勝利した韓国代表は、2試合を終えて1勝1敗で台湾代表と同率に並んだ。

同日の別試合では、ベトナム代表がウズベキスタン代表にセットカウント3-0で勝利し、2戦全勝で1位を維持している。

韓国代表は本日(9月1日)、2連敗中のウズベキスタン代表と予選リーグ最終戦を戦う。C組からは上位2チームがベスト8に進出できる。

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