大谷翔平(29、ロサンゼルス・エンゼルス)のバットが豪快に回っている。
本塁打の量産は一時的にストップしたが、安打を連発して首位打者レースにも飛び込んだ。
大谷は8月3日(日本時間)、敵地トゥルーイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3打数2安打、1得点、1四球を記録した。
これで去る7月28日のデトロイト・タイガース戦から7試合連続安打を達成した大谷。7試合中4試合で2安打を記録した。
先月29日のトロント・ブルージェイズ戦以降、5試合連続で本塁打はないが、打撃感覚は依然として熱く残っている。
同日、大谷は初回の1打席目からブレーブス先発のヤニー・チリーノス(29)相手に安打を放った。
4回の2打席目は空振り三振に終わったが、6回の3打席目は無死一塁から再び安打を放ち、マルチヒットを完成させた。
ただ、大谷の活躍も虚しく、エンゼルスは5-12の大敗を喫した。
この日のマルチヒットで、大谷の打率は0.307まで上昇した。ボストン・レッドソックスの吉田正尚(30)、クリーブランド・ガーディアンズのジョシュ・ネイラー(26)を抜いてア・リーグ打率ランキング3位に躍り出た。
ア・リーグ打率首位(0.321)のボー・ビシェット(25、トロント・ブルージェイズ)は膝の負傷で負傷者リストに入った。2位(0.317)のヤンディ・ディアス(31、タンパベイ・レイズ)は可視圏に入っている。
今シーズン、現時点ですでにMVP級の活躍を見せている大谷が、本塁打王に続き首位打者も獲得できるかに注目が集まっている。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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