ブラジルに3失点の完敗を喫した韓国…だが問題は“無得点”に終わったことだ

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欧州組メンバーでもゴールを奪うことはできなかった。

パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は11月19日(日本時間)、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアムで行われたブラジルとの親善試合に、0-3で完敗した。

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FIFAランキング3位の世界的な強豪ブラジルは、特有の攻撃的なサッカーで試合開始から韓国を苦しめた。

ブラジルは前半9分、レナン・ロディのクロスをルーカス・パケタがヘディングで決めて先制。続いて前半36分には、フィリペ・コウチーニョが直接FKから追加点を奪った。後半15分にはダニーロ・ルイス・ダ・シウバのダメ押しゴールが決まり、韓国はベント監督就任後、最多失点を記録した。

試合内容だけを見れば、さらに失点してもおかしくなかったレベルだが、豪華な攻撃陣を誇るブラジルを相手に引くことなく立ち向かった点は、悪くなかった。真っ向勝負を繰り広げて、親善試合の目的は果たした。

ただ3失点よりも、無得点に終わった点は物足りないところだ。

(写真提供=韓国サッカー協会)韓国対ブラジル

この日、4-2-3-1で試合に臨んだ韓国は、最前線のファン・ウィジョ(ボルドー)を筆頭に、ソン・フンミン(トッテナム)、イ・ジェソン(キール)、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)など、所属チームで快調なコンディションを見せている欧州組を総出動させて攻撃陣を築いた。

難敵を相手に攻撃のチャンスまでは作ったが、正確性が劣った。ファン・ウィジョはカウンターの状況からチャンスを作り、自身の突破力は見せたものの、攻撃ポイント(ゴールとアシスト)につなげることはできなかった。

中盤まで降りてきたソン・フンミンは積極的にゲームメイクに加わって孤軍奮闘したが、フィニッシュがうまくいかなかった。ファン・ヒチャンの役割は、曖昧だった。ベント監督は後半、イ・ジェソンの代わりにクォン・チャンフン(フライブルク)を投入して新たな機会を模索したが、創造的なプレーを作り上げるには力不足だった。

韓国はワールドカップに向かう重要関門を控えて、ベストメンバーで試合に臨んだ。特に攻撃陣は、歴代で見ても最高レベルだ。

ソン・フンミン、ファン・ウィジョ、イ・ガンイン(バレンシア)、ファン・ヒチャン、イ・ジェソン、クォン・チャンフンと、欧州でプレーする選手たちだけでも計6人に上る。それを踏まえると、これといったチャンスを作ることもできずに無得点で終わったことは、残念でならない。

先立って11月13日に行われたカタールW杯アジア2次予選のレバノン戦は、客観的な戦力で優位だったにもかかわらず、0-0のスコアレスドローで終わっている。これによりAマッチでの無得点は3試合連続となってしまった。

ゴールが遠のいた韓国代表の悩みはさらに深まった。

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