韓国女子ゴルファーのコ・ジンヨン(28)が、女子ゴルフ世界ランキング1位の最長期間を伸ばし続けている。
7月10日付で発表された最新の女子ゴルフ世界ランキングでは、コ・ジンヨンが前週に引き続き1位をキープした。これで世界1位の通算期間を161週目とし、最長記録を再び更新した。
コ・ジンヨンのほか、2位ネリー・コルダ(24、アメリカ)と3位リディア・コ(26、ニュージーランド)もそれぞれ順位をキープ。4位以下の順位変動が大きく行われたのと対照的に、トップ3に変化はなかった。
韓国勢ではコ・ジンヨンに次いでキム・ヒョージュ(27)が8位、チョン・インジ(28)が21位とすると、申ジエ(35)が23位でトップ30以内に入った。
今月6日から9日にかけて行われた米国女子ツアーの「全米女子オープン」で2位フィニッシュに成功した申ジエは、前回から10ランクアップに成功した。
申ジエがトップ30以内に復帰したのは、2020年11月以来のことだ。
今シーズン開幕当時は69位だった申ジエだが、日本ツアーでここまで2勝を記録するなど、全盛期を彷彿とさせる活躍ぶりで世界ランキングを急上昇させた。
申ジエはかつて、アジア人選手として初めて世界ランキング1位に入ったという実績を持っている。それだけに、30代中盤を迎えてもなおトップを走り続ける彼女の存在が、後輩選手にとって大きなモチベーションになるものとみられる。
ほかでは、フィリピン人の父親と韓国人の母親の間に生まれ、今回の「全米女子オープン」で優勝を果たしたアリセン・コープス(25、アメリカ)が、前週29位から23ランクアップで6位に入った。
なお、韓国女子ツアーの「デユウィニア・MBN女子オープン」でプロ初優勝を成し遂げたファン・ユミン(20)は98位に浮上し、トップ100入りに成功した。
日本勢では17位の古江彩佳(23)が最高位。トップ30以内では19位に畑岡奈紗(24)、22位に山下美夢有(21)、26位に笹生優花(22)が入った。
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