キム・ギョンムン監督率いる野球韓国野球代表が“難敵”カナダを破り、プレミア12スーパーラウンド進出に王手をかけた。
2連勝でグループCの首位に踊り出た韓国は、11月8日19時、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで開催されるキューバとの試合で勝利すれば、予選1位となり、日本で開催されるスーパーラウンドに進出できる。
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韓国は10月7日、高尺スカイドームで開かれたプレミア12予選グループC、カナダとの試合に3-1で勝利した。
先発のキム・グァンヒョンが6イニングを被安打1、与四球2、奪三振7、無失点の好投で試合を作り、5番指名打者のキム・ジェファンが6回表、決勝2点タイムリーで均衡を破った。
先攻で始まったカナダ戦で韓国は、ミン・ビョンホンを1番ライト、キム・サンスを9番セカンドに配置するなど、相手の左腕投手に備えて右打者を6人起用し、先発メンバーに変化を与えた。しかしカナダの左腕ザストリズニーの鋭い制球に苦戦した。
韓国のキム・グァンヒョンも奮闘し、6回までわずかヒット1本に抑える好投を見せるなかで、韓国は6回表にチャンスを迎えた。1死からセンター前ヒットで出塁したミン・ビョンホンが盗塁を決め、キム・ハソンがフォアボールで出塁。1死1、2塁とした。
カナダは先発を降板させる。次のイ・ジョンフは三振だったが、パク・ビョンホがフォアボールを選び、2死満塁。5番指名打者キム・ジェファンに託された。前の打席でダブルプレーに倒れたキム・ジェファンは、ライトへの2点タイムリーを放ち、試合の均衡を破った。
それでもカナダは対抗した。8回裏の攻撃で1死からハム・ドクチュを相手に1点を奪った。それでも追撃はここまで。チャ・サンウが後続を連続三振に討ち取り、ピンチを凌いだ。
韓国は9回表にもパク・ミンウのタイムリーで、貴重な1点を追加。9回裏のカナダの攻撃は、チョ・サンウが楽々と三者凡退として試合を締めくくった。
オーストラリア、カナダと2連勝をあげた韓国は、グループCの1位に浮上。11月8日19時から行われるキューバ戦で東京行きを決める勢いだ。
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