“兵役逃れ”で物議を醸した元サッカー韓国代表FWソク・ヒョンジュン(31)に対して、検察は懲役1年を求刑した。
韓国検察は5月15日、水原(スウォン)地裁で開かれたソク・ヒョンジュンの兵役法違反疑惑の公判で、裁判所に懲役1年を要請した。
検察は理由として、被告人(ソク・ヒョンジュン)は帰国要請の通知以前に、数回にわたって海外滞在延長申請をしており、帰国通知日から1年が過ぎた時点で帰国したと説明している。
1991年6月29日生まれのソク・ヒョンジュンは、高校卒業後に大学やKリーグではなく、入団テストを経て2010年にオランダ・エールディヴィジの名門アヤックスに加入した経歴の持ち主だ。
アヤックスでプロデビュー後はフローニンゲン(オランダ)、マリティモ(ポルトガル)、アル・アハリ(サウジアラビア)、ナシオナル、ヴィトーリアFC、ポルト(以上ポルトガル)、トラブゾンスポル(トルコ)、デブレツェニ(ハンガリー)、トロワ、スタッド・ランス(以上、フランス)と、欧州中心に各クラブを転々としていた。代表経験も豊富で、国際Aマッチでは15試合に出場して5ゴールを決めている。
なお、ソク・ヒョンジュンに対する宣告公判は6月1日に開かれる。兵役法第94条2項に違反した場合、3年以下の懲役が下される。
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