10月29日、スペインメディア『エル・デスマルケ』はラ・リーガ第11節のセビージャ戦で、韓国代表MFイ・ガンイン(18・バレンシア)の先発出場が有力と報じた。
同メディアは、イ・ガンインが4-3-3の左ウィングで起用され、マキシ・ゴメス、カルロス・ソレールらとともにバレンシアの攻撃をけん引すると予想している。
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現在、バレンシアは所属する選手をフル活用できない状況に陥っている。
MFデニス・チェリシェフとFWロドリゴは累積警告で出場停止となり、MFゴンサロ・ゲデスは負傷のためセビージャ戦の招集メンバーから外れた。このことからも、イ・ガンインが先発出場の機会を得られる可能性が高いと見られている。
イ・ガンインは、10月19日のラ・リーガ第9節アトレティコ・マドリード戦で退場処分を受け、第10節のオサスナ戦が出場停止となった。そのオサスナ戦でバレンシアは、アウェーの地で1-3と完敗を喫している。
バレンシアは現在、3勝4分3敗の勝ち点13でリーグ12位と、厳しいシーズン序盤を送っている。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージでも、アウェーで引き分けた第3節リール戦を含む2分1敗と、3試合を戦い未だ勝利がない。
イ・ガンインは先発で出場した9月26日の第6節ヘタフェ戦で前半39分にリーグ初ゴールを決めただけに、セビージャ戦でも期待できる面は大きい。
リーグ5位相手に先発で活躍できれば、この先起用される機会も増えるはずだ。出場停止明けのセビージャ戦が、イ・ガンインにとって1つのチャンスとなるだろう。
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