なぜ日本のようにできない?韓国の残念すぎた“ボロボロ継投策”…侍ジャパン第2先発に羨望の眼差し【WBC2023】

侍ジャパンは初戦の中国戦、先発の大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)が4回無失点とすると、2番手の戸郷翔征(22、読売ジャイアンツ)が3回1失点と続いた。

韓国戦では先発のダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)が3回3失点と打ち込まれたが、直ちに今永昇太(29、横浜DeNAベイスターズ)をマウンドに上げ、3回1失点で試合中盤の流れを引き寄せた。

また、チェコ戦では3.2回1失点の佐々木朗希(21、千葉ロッテマリーンズ)に続き宇田川優希(24、オリックス・バファローズ)が1アウトのみ責任を負うと、5回からは宮城大弥(21、オリックス・バファローズ)が登板し、5回1失点でセーブを記録した。

そして、オーストラリア戦では4回無失点の山本由伸(24、オリックス・バファローズ)に続いて高橋奎二(25、東京ヤクルトスワローズ)が2回無失点と好投を披露した。

大谷翔平

第2先発の昨季成績を見てみると、戸郷は12勝8敗の防御率2.62、今永は11勝4敗の防御率2.26、宮城は11勝8敗の防御率3.16。そして2021年の日本シリーズで完封勝利を収めた高橋は、昨季8勝2敗の防御率2.63を記録するなど、先発として活躍した投手たちだ。

彼らは短期決戦のWBCにおいて、トップクラスの投手四銃士(大谷、ダルビッシュ、佐々木、山本)の後ろで第2先発の役割を完璧に果たした。試合ごとにリリーフとして長いイニングを担当し、8~9回に専門のリリーフにボールを託した。宮城は球数の余裕もあり、試合の最後まで投げ切った。

今永昇太

栗山英樹監督は「先発の次に登板する2番手を重要視した」という。特に韓国戦で好投した今永については、「昨年11月から(第2先発の役割を)準備したが、その役割を本当に果たしてくれた」と称賛した。

侍ジャパンと対照的…韓国のボロボロ継投策

 

前へ

2 / 3

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集