蔚山現代はIKEA東釜山店の協力のもと、入団写真内で登場する各トロフィーにIKEA特有の製品説明書と価格表を付着した。
また、新商品を知らせる大型バナーにはルドヴィグソンに対する説明文と写真を掲載し、入団を歓迎する雰囲気を演出した。
ほかにも、ルドヴィグソンの身体サイズに合わせたIKEAコワーカー(従業員)の服装と名札を用意し、実際の営業状況と最大限似た形でコワーカーとの売場使用協力も行われた。
ルドヴィグソンの蔚山現代移籍は、彼の母国であるスウェーデンのサッカーファンからも大きな注目を集めている。
元々国内7部リーグからキャリアをスタートさせ、6部、5部、4部、2部、そして1部の名門チームにステップアップを果たし、スウェーデン代表に招集された経験もあるルドヴィグソン。
そんな彼が韓国を海外初挑戦の場に選んだだけに、異国の地で成功できるかどうかに関心が寄せられている。
ルドヴィグソンは撮影に際し、「一つしかないオフィシャル撮影を通じて、特別な選手になったという感じを受けた。何よりファンに会えたことで、キャンプ出発前に大きなモチベーションを得られた」と伝えた。
IKEA東釜山店のフォルカート・ファン・クーレン店長は、「IKEAのルーツであるスウェーデン文化をもとに、韓国で新たなスタートを迎えるルドヴィグソンを応援することができて嬉しい。2023シーズンの蔚山現代とルドヴィグソンの活躍を期待している」と述べた。
ちなみに、蔚山現代は昨年12月に浦和レッズから日本代表MF江坂任(30)の獲得を発表した際も、独特な場所でオフィシャル写真を撮影している。
当時、蔚山広域市東区朱田洞(チュジョンドン)にある”赤い灯台”で撮影を行った蔚山現代は、「前所属の浦和を象徴する“赤”から、蔚山現代を象徴する“青”に変わる」という意味で本来赤色の灯台を青色に加工し、江坂の加入を歓迎していた。
蔚山現代は自主制作ドキュメンタリー『青い波』(原題)とともに“シグネチャーコンテンツ”として定着した独特なオフィシャル写真について、今後も多様なテーマ、主体と選手を結び付けて撮影を行う計画だ。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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