韓国プロバレー選手が“兵役逃れ”という愚行に走ったワケとは…「一生反省」と謝罪

韓国の男子プロバレーボール選手のチョ・ジェソン(27、安山OK金融グループ・ウトメン)が、ブローカーを通じて“兵役逃れ”を試みた事実を認めて謝罪した。

【写真】「えっ、そんな理由で?」兵役を免除された韓国スター20人

チョ・ジェソンは12月28日夜、自身のSNSに「心から謝罪する。許されない、あまりにも大きな罪を犯してしまった。私は兵役不正の加担者だ」と投稿した。

先立って21日、兵役ブローカーのク氏が病気の症状などを偽って兵役免除、または減免を受けられるようにした疑い(兵役法違反)で拘束されたなか、チョ・ジェソンが今回の兵役不正に関与したことが明らかになり、近い内に検察の取り調べを受ける予定だ。

現役入隊対象者だったチョ・ジェソンは“てんかん”症状を偽って訴え、今年2月に再検査で社会服務要員(4級)判定を受けたことが分かった。

チョ・ジェソンが愚行に走ったワケ

その後、チョ・ジェソンは25日、兵役不正に関与したため捜査機関の調査を受ける予定と所属球団に自主申告したことで、練習と試合から排除された。

チョ・ジェソンは「家庭の事情が良くないため、入隊延期を調べる過程でポータルサイトが認証する専門家を知ることになった」とし、「そうして兵役不正という取り返しのつかない犯罪に加担することになった」と説明した。

過去、実兄の事業に投資し、金銭的に大きな損失を被ったことがあるチョ・ジェソンは、「少しでも多くの借金を返済するため、入隊延期を調べて過ちを犯すことになった」と主張している。

チョ・ジェソン

続いて「どんな言葉も言い訳に過ぎないということを知っている。世間の事情に無知で判断力が薄れた」とし、「兵役の義務を果たしている方々、バレーボールファン、所属球団と選手団にも心より謝罪する。今後、誠実に検察の取り調べを受け、罰を受ける。一生反省しながら生きていく」と話した。

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