アジア卓球選手権、韓国代表に“明暗”…男子は東京五輪メダルに希望、女子は出場権の心配から

2019年09月22日 スポーツ一般

2020東京五輪を見据えた、卓球韓国代表の“明暗”が分かれている。

国際卓球連盟(ITTF)第24回アジア卓球選手権大会で韓国代表は、男女がまったく異なる結果を残した状況だ。

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大会序盤のスケジュールを消化するなかで、団体戦の結果が出ており、可能性を示したのは男子代表だ。

キム・テクス監督率いる韓国男子代表は、チャン・ウジン、チョン・ヨンシク、イ・サンスの活躍で決勝の舞台に駒を進め、2017年のアジア卓球選手権に続いて2大会連続の男子団体2位を記録した。

一方、ユ・ナムギュ監督率いる韓国女子代表は、最後の順位決定戦でも敗れ、3連敗で8位だった。

東京五輪の卓球は、男女シングルス、男女団体戦、混合ダブルスの5種目が行われる。今大会の団体戦は、2020年3月の釜山世界選手権(団体)と7月の東京五輪の前哨戦に近い意味合いを持っていた。

つまり男子は、来年のオリンピックでのメダル獲得に見通しが立ったが、女子は史上最悪の成績で東京五輪の出場自体が不透明になったといえる。

試合内容を見れば、韓国卓球の男子と女子の違いが目立つ。

男子は、準々決勝で香港(3-2勝)、準決勝で台湾(3-0勝)を下し、決勝まで順調に勝ち進んだ。その過程で“長兄”イ・サンスが不振だったりもしたが、“エース”チャン・ウジンが挽回してチームを導いた。

(写真=ITTF)チャン・ウジン

決勝で対戦した中国からは1ゲームも奪えずに敗れたが、世界ランキング1位の許昕、2位の樊振東、8位の梁靖崑を擁する中国は、どんなチームでも倒すことが厳しい絶対的な“1強”だ。

韓国で最も世界ランキングが高いチャン・ウジン(14位)は、許昕を相手に連続得点で猛追するなど、ある程度の善戦する姿を見せた。

しかし韓国の女子代表は、物足りなさを残した。

シンガポールとの準々決勝では、“エース”チョン・ジヒが機先を奪えず、試合の主導権を思うように握れなかった。結局、2013年の釜山大会以来6年ぶりに団体戦のメダル獲得失敗が決まり、原動力を完全に失った。

以降、5~8位決定戦であった北朝鮮との試合でも0-3と完敗し、香港との7~8位決定戦でも2-3で敗れ、スケジュールを終えた。成績よりも経験に主眼をおいた最後の試合で、15歳のシン・ユビンが可能性を示したことくらいしか、評価できるところがなかった。

(写真=ITTF)ソ・ヒョウォン

現在、韓国代表のなかで世界ランキング10位以内に入る選手はいない。

ユ・ナムギュ、ユ・スンミン、ヤン・ヨンジャ、ヒョン・ジョンファなどのスター選手が次々と登場していた過去とは異なり、現在の韓国卓球は低迷期に入ったという評価が支配的だ。

それでも男子代表は、2~3歳差の若い選手たちが着実に成長しながら、世代交代の足場を用意した状態といえる。東京五輪の男子団体戦で日本、ドイツ、スウェーデンなどとメダルを争う力はある。

それに比べて女子代表は、“長姉”ソ・ヒョウォンと“末っ子”シン・ユビンの年齢差が17歳に達している。すでにアジアトップ圏からは退いたなかで、新旧の調和という課題を残したまま、オリンピック出場権を確保できるかどうかを懸念せざるを得ない状況に陥った。

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