南米の強豪ウルグアイ代表を序盤から当惑させたのは、韓国代表の“サプライズ先発カード”で出場したMFナ・サンホ(26、FC東京)だった。
ナ・サンホは11月24日、ドーハのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたカタールW杯グループH第1節のウルグアイ代表戦で右ウィングとして先発出場。後半29分にMFイ・ガンイン(21、マジョルカ)と交替するまで74分間プレーし、チームの0-0の引き分けに貢献した。
韓国代表を指揮するポルトガル出身のパウロ・ベント監督は、ウルグアイ戦の先発11人にナ・サンホを含めた。彼は左ハムストリングの違和感でチーム練習を離脱しているFWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)の代役に選ばれ、W杯初戦で先発のチャンスを得た。