U-20W杯で韓国を“準優勝”に導いたチョン・ジョンヨン監督が2021年まで再契約

2019年08月20日 サッカー #U-20W杯

ポーランドで行われたU-20ワールドカップで、準優勝の“神話”を成し遂げたチョン・ジョンヨン監督が2021年までU-20韓国代表を導く。

韓国サッカー協会は8月20日、チョン・ジョンヨン監督とのU-20代表チーム専担契約を締結したと発表した。契約期間は2021年までの2年間で、チョン監督はU-20ワールドカップまでチームを率いる予定だ。

チョン監督は2006年から10年間、協会の専任指導者として活動し、さまざまな年齢層のユースチームを指導してきた。去る6月にはU-20ワールドカップで準優勝を収め、韓国サッカー史上初めてFIFA主催大会で決勝進出という快挙で注目を集めた。

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韓国サッカー協会の国家代表戦力強化委員長を務めているキム・パンゴン副会長は、「選任小委員会は、選手発掘、チーム管理、戦術対応、コミュニケーション能力などすべての部分でチョン監督の能力について高い評価を下した」と明かした。

そして「U-20代表選手たちを育成して韓国サッカーの未来を準備する適任者と判断し、専任指導者の契約期間が2年以上も残っているにもかかわらず、今回20歳以下の年齢層を担当する契約を結んだ」と述べた。

また「今回の契約を推進しながら、指導者を含めるサッカー技術専門家との契約手続きを改善した」とし、「多角的な技術評価を通じて能力と成果を評価し、それに基づいて契約条件などを協議、調整する過程を経て客観性を確保した」と述べた。

チョン監督は「まず良い機会を与えてくれた協会に感謝する。成人代表とユース代表の架け橋となるU-20代表チームを担当するようになって、重大な責任を感じる」とし、「未来の代表選手を育てることも重要だが、U-20ワールドカップの決勝戦まで行って得た貴重な経験を共有し、代表チームの哲学を作ることに貢献したい」と所感を明らかにした。

チョン・ジョンヨン監督

チョン監督は、2021年U-20ワールドカップを準備するU-18代表34人を8月26日、木浦(モクポ)サッカーセンターに招集して点検する。今回の招集メンバーは、5月の「スーパーマッチ」に先発出場したオ・ヒョンギュと、Kリーグ2で初めて釜山アイパークと準プロ契約したクォン・ヒョクキュなど、Kリーグと国際大会で頭角を現した選手が多数合流する。

U-18韓国代表は、来る11月にミャンマーで開催される2020アジアサッカー連盟(AFC)U-19選手権と、2021年U-20ワールドカップに挑戦する世代だ。

U-19選手権は、予選の各グループ1位の11チームと2位チームで上位の4チーム、そして大会開催国1チームが本選に進出する。U-19選手権の本選上位4チームが2021年U-20ワールドカップに出場することができる。

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