韓国女子フィギュア界に新たなスター誕生の予感だ。2008年生まれのシン・ジア(14)が、世界ジュニア選手権で韓国勢としてはキム・ヨナ(31)以来となるメダル獲得を果たした。
シン・ジアは4月18日、エストニア・タリンのトンディラバ・アイスホールで行われたISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権女子シングル・フリーで、技術点74.52点、演技構成点62.11点の計136.63点を獲得。
2日前のショートプログラムで記録した69.38点との合計206.01点で自己ベストを更新し、合計206.55点で金メダルのイザボー・レヴィト(15、アメリカ)に次ぐ2位で銀メダルに輝いた。レヴィトとはわずかに0.54点差だった。
世界ジュニア選手権で韓国勢がメダルを獲得したのは、2005年大会に銀メダル、2006年大会に金メダルを獲得したキム・ヨナ以来、実に16年ぶりのことだ。
2008年3月19日生まれのシン・ジアは永東(ヨンドン)中学に在学中の14歳。キム・ヨナのほか、今年2月の北京冬季五輪に出場したキム・イェリム(19)と同じマネジメント会社のオールザッツスポーツに所属している。
なお、シン・ジア以外に出場した韓国勢では、ユン・アソン(15)が合計195.87点で4位、ウィ・ソヨン(17)が計186.72点で5位。日本勢は住吉りをん(18)が8位、渡辺倫果(19)が10位だった。
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