“免停レベル”の飲酒運転と“すり替え”…韓国の元プロバスケ選手に300万ウォンの略式起訴

仁川(インチョン)地検は4月1日、飲酒運転と運転手のすり替えを試みた元ソウル三星サンダース所属のバスケットボール選手チョン・ギボム(28)を、飲酒運転の疑いにより罰金300万ウォン(約30万円)で略式起訴したと発表した。

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同検察は、飲酒運転が初犯である点など様々な状況を考慮し、正式な裁判にかけず、2月22日に略式で裁判を起こした。略式起訴は別途の公判手続きをせず、検察が提出した書面だけで審理し、罰金、科料、没収刑を科すもの。

チョン容疑者は1月19日、仁川市中区雲西洞(チュング・ウンソドン)の飲食店から自宅マンション周辺まで飲酒運転をした容疑が持たれている。当時、血中アルコール濃度は免許停止レベルだったという。

(写真提供=OSEN)チョン・ギボム

警察は当初、飲酒運転が摘発と別の人物が運転したようにすり替えようとしたチョン容疑者に対し、警察の公務執行を妨害した疑い(偽計公務執行妨害)の適用を検討した。

しかし、チョン氏が飲酒運転を隠した事実だけで、偽計による公務執行妨害罪の適用が難しいと判断し、飲酒運転のみの容疑を適用して検察に渡していた。

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