U-20W杯・日韓戦についてチョン監督が語る「日本だからといって特別なことはしない」

目標以上を達成した。

チョン・ジョンヨン監督が率いるU-20韓国代表は6月1日(日本時間)、ポーランドで開かれている2019年U-20ワールドカップ・グループF最終戦でアルゼンチンを2-1で下し、グループ2位で16強進出を決めた。

韓国は前半42分にオ・セフンが先制ゴールを決め、後半12分にはチョ・ヨンウクが追加点を決め、得失点差でグループ2位となり16強進出に成功した。

試合後、チョン監督は「グループリーグ3試合を終えたが、最善を尽くした。最後の試合で見せるべきことをすべて見せてくれた選手たちがありがたい。16強戦は計画とは違った相手となった。これから準備を新たにしなければならない。体調管理をしっかりして準備する」と語った。

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以下はチョン・ジョンヨン監督との一問一答。

―試合の感想は?

「グループリーグ3試合を終えたが、最善を尽くした。最後の試合で見せるべきことをすべて見せてくれた選手たちがありがたい。 16強戦は計画とは違った相手となった。これから準備を新たにしなければならない。体調管理をしっかりして準備する」

―16強戦が日韓戦となった。

「日本であれどこであれ、相手は重要ではない。今の自信と組織力なら十分に良い試合、結果が得られると確信している」

―(ポルトガル対南アフリカ戦の状況によっては)引き分けても良い状況だったが、どんな指示をしたのか。イ・ガンインの活用計画はどうだったか。

「私はリアルタイムで状況を判断していた。いい状況ではなかった。しかし気にしなかった。選手たちには自分たちの試合だけに集中しようと指示した。イ・ガンインは長所が多い。守備もたくさんするし、攻撃に関しては自由にやってほしいと思った。スペースができると思った。連結だけうまくやってくれと言った。ガンインもそれを自覚していた。戦略的に当たったと思う」

―韓国と日本が対戦するのは歴史的にも特別なことではないか。

「相手が日本だからといって特別なことはしない。あくまでも16強の相手と考えられている。戦術的に準備を整えていきたい。良い結果が得られるように準備する」

―計画と違うようになったという言葉の意味は?

「私としてはここ(ティヒ)に残りたかった。スペインでウクライナとは戦ったことがある。移動するのが大変で心配だ。他は問題ない。選手たちが3試合をプレーしているので体調面、疲労などが心配だ。回復時間が必要だろう」

―イ・ガンインの競技力が良かった。チョ・ヨンウクを下げて使った意図は?

「ガンインはご存知のようにボールを持てる選手だ。戦術的に重要だったので配置した。チョ・ヨンウクは13歳の時から見てきた。個人的にヨンウクが得点さえすれば、自信を得て良い選手になれると思った。所属するFCソウルでもあのポジションでプレーしている姿を見たこともある。

オ・セフンの制空権を生かしたかった。カウンターのスピードが下がるかと心配したが、その部分をヨンウクやガンインがうまく対応してくれた」

―3試合で2失点だ。 守備力が良く見えるが。

「大会を準備する過程で相手が強いので5バック、4バックを戦術的に準備した。エクアドル戦が終わって確信ができた。第1戦と今日の試合が同じフォーメーションだが、少し違う。完成度が上がっている。試合を重ねて組織力が上がるのは良いことだ。今日の試合を通じて、選手たちに勝ち抜く力が生まれた。体力は落ちても組織は完成するだろう」

―16強進出に成功した。 次の目標は?

「選手たちには目標を話さなかった。ユース世代最後の大会だからこそ、ここで1試合でも多くしようとだけ伝えた。貴い経験になる、発展できる機会になると。そういうことを主に話してきた」

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