2月4日から6日(日本時間)まで米フロリダ州のクラウン・コロニーCCで行われた米国女子ツアーの「LPGAドライブオン選手権」で、イ・ジョンウン6(25)、チェ・ヘジン(22)が上位でフィニッシュした。
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イ・ジョンウン6は最終ラウンドに7バーディ・3ボギーの4アンダーで「68」を記録。第2ラウンドまでは8アンダーの「136」で首位5打差の6位につけていたが、最終的には通算12アンダーの「204」とし、ポーリン・ルッサンブシャール(21、フランス)と並び9位タイで大会を終えた。
優勝したレオナ・マグワイア(27、アイルランド)とは6打差だった。
イ・ジョンウン6は大会後、「初めてトップ10で終えることができて満足している。3ボギーがあったのは残念だったが、それでもよかったと思う」と振り返ると、「ショット感覚はあまり良くなかったが、トップ5を目指していた。それが達成できなかったことに悔しさを感じている。次の試合までの残り3週間は一生懸命練習したい」と力を込めた。
一方、チェ・ヘジンは通算10アンダーの「206」を記録し、世界ランキング2位のネリー・コルダ(23、アメリカ)らと並ぶ15位タイでフィニッシュした。
韓国女子ツアーではアマチュア時代含めて通算10勝を獲得したチェ・ヘジンは、2018年から3年連続で年間MVPに相当する「大賞」を受賞した国内屈指のトップゴルファー。昨年12月の最終予選会「Qシリーズ」を8位タイで通過し、米国女子ツアーへの参戦を果たした。
チェ・ヘジンは米国女子ツアーデビュー戦となった前週の「ゲインブリッジLPGA」を8位タイで終えたのに続き、2週連続で好成績を挙げるなど、シーズン序盤から順調な戦いぶりを見せている。
特に、最終ラウンドでは1イーグル・4バーディの0ボギーで6打を減らす好調ショットを披露。米国女子ツアーデビュー2大会で最高のラウンドだったという評価を受けた。
チェ・ヘジンは「第1~2ラウンドはパットに悩みが多かったが、昨日(第2ラウンド)の試合中に上手く行く感覚をつかんだ後、ノーボギーでプレーすることができた。苦しいパーセーブパットも多かったが、しっかり守ることができて良かった」とし、「今週はパー5のホールでツーオン(グリーンに2打で乗せること)が多く、イーグルを取れると思っていた。まさに今日、イーグルをタップインの距離で成功したことで良い流れをつかみ、無事に終えることができた」と語った。
「LPGAドライブオン選手権」を終えた米国女子ツアーは、来る3月の「HSBC女子チャンピオンズ」までしばらく休息期間に入る。
チェ・ヘジンは「6週間程度の時間ができたので、(米カリフォルニア州)パームスプリングスで練習し、韓国に戻って体力を蓄えて休憩を取った後、次の大会に向けて頑張りたい」と伝えた。
なお、「LPGAドライブオン選手権」ではジェニー・シン(29、韓国名:シン・ジウン)、ホン・イェウン(19)が20位タイ、チョン・インジ(27)が26位タイ、パク・インビ(33)、エイミー・ヤン(32、韓国名:ヤン・ヒヨン)が30位タイ、アン・ナリン(26)が37位タイ、キム・アリム(25)が41位タイ。
パク・ヒヨン(34)、イ・ジョンウン(33)、カン・ヘジ(31)、イ・ミリム(31)、チェ・ナヨン(34)は予選で脱落した。
ほかでは、古江彩佳(21)が30位タイ、畑岡奈紗(23)が41位タイ、笹生優花(20)が予選落ちだった。
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