2022年カタールW杯本大会行きを決めたサッカー韓国代表から、新型コロナの感染者が出た。
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サッカー韓国代表は2日17時頃に韓国へと帰国する予定だが、現地で新型コロナの陽性判定を受けたDFホン・チョル(32、大邱FC)は、現地の規定に従って隔離に入る。
韓国サッカー協会(KFA)は、「ホン・チョルはアラブ首長国連邦(UAE)の規則に基づき、10日隔離が原則で、6日目から再検査を通じて陰性が確認された場合、隔離から解除され、帰国する予定」と発表した。現地にはA代表チームのスタッフが残り、ホン・チョルを見守るという。
また、韓国代表は陽性者の発生を受け、坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)でコホート隔離(集団隔離)、または自己隔離し、陰性が確認されたあとに所属クラブへと復帰する予定だ。自己隔離は自宅で7日間行われ、コホート隔離は5日間にかけて坡州NFCで行われる。
帰国時、パウロ・ベント監督を含めたコーチ陣は、ポルトガルへ移動することとなった。コーチのマイケル・キム氏とチェ・テウク氏だけが仁川(インチョン)に同行する。
韓国代表は同日、ドバイのアール・ラーシド・スタジアムで行われたカタールW杯アジア最終予選グループA、シリアとのアウェーゲームで、後半から出場したキム・ジンス(30、全北現代モータース)とクォン・チャンフン(28、金泉尚武FC)のゴールで2-0の完勝を収めた。
これで成績を6勝2分け(勝ち点20)とした韓国代表はグループ2位が確定し、残り2試合の結果にかかわらずカタールW杯本大会行きを決めている。
なそ、1954年スイス大会で初めてワールドカップ本大会出場を果たした韓国代表は、1986年メキシコ大会から2022年カタール大会まで、10大会連続で本大会出場という金字塔を打ち立てた。10大会連続という数字は、ブラジル(22回)、ドイツ(18回)、イタリア(14回)、アルゼンチン(13回)、スペイン(12回)に続く世界で6番目の記録だ。
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