八百長と金品授受で実刑判決の元韓国野球選手、控訴審でも懲役10カ月、追徴金1億900万ウォンの判決

12月24日、金銭を受け取って八百長を試みた容疑(国民体育振興法違反)で拘束起訴された韓国プロ野球の元サムスン・ライオンズのユン・ソンファンが、控訴審で懲役10カ月、追徴金1億900万ウォン(約1090万円)を言い渡された。

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ユン・ソンファンは一審で懲役1年、追徴金2億350万ウォン(約2035万円)を言い渡され、控訴していた。

裁判部は「被告の犯行はプロスポーツを違法賭博の対象に転落させ、悪質で非難の対象となる可能性も高いため、厳しい処罰が避けられない」と明らかにした。

ユン・ソンファン

続けて「被告が過ちを反省し、実際に八百長まで行われなかった点、被告が八百長の名目で受け取った代価のうち、実質的に手に入れたり、消費した金銭があまり多くなかったりした点などを考慮した」と説明している。

ユン・ソンファンは2020年9月下旬ごろ、知人から試合で相手チームに1度四球を許し、4回までに一定の失点をする八百長をしてほしいと依頼され、5億ウォン(約5000万円)を受け取った容疑などで裁判にかけられた。

なお、ユン・ソンファンは2015年にも賭博容疑がかけられたが、当時の検察は参考人中止処分、違法インターネット賭博容疑を証拠不十分として、無嫌疑処分を下していた。

サムスンの生え抜きスターだったユン・ソンファンは、2004年に2次ドラフト1位で入団し、2020年までプレーした。通算425試合、計1915イニングに出場し、135勝106敗、28ホールド、1セーブ、防御率4.23の成績を残している。

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