チュ・シンスが「チームに欠かせない選手」に選ばれる…エンゼルスはトラウト

2019年05月17日 スポーツ一般 #MLB #野球

事あるごとにトレードを要求していた米メディアが、チュ・シンス(テキサス・レンジャーズ)に賛辞を送り始めた。今や「チームに欠かせない選手」に挙げた。

メジャーリーグの公式ホームページ(『MLB.com』)は5月17日(日本時間)、アメリカンリーグ西地区の5チームで「欠かせない選手」を1人ずつ挙げた。レンジャーズからはチュ・シンスが「欠かせない選手」に選ばれた。

チュ・シンスは5月17日現在、本塁打5本、15打点、打率0.288を記録している。特に出塁率は0.392で、格別な選球眼も示している。

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『MLB.com』は、「チュ・シンスは打席で悪いボールに手を出さず、相手投手を苦しめる。真のクラブハウスリーダーとして、若い選手たちが見上げるベテランだ。仲間たちはアドバイスを求めることができる」と分析した。

指名打者としてだけでなく、野手としての価値も証明している。『MLB.com』は、「批評家たちは2014シーズン前、7年1億3000万ドルで契約したチュ・シンスがチームの負担になると主張した。しかしチュ・シンスはレンジャーズが要求し、期待したすべてのことを成し遂げた」と評価した。

試合前、ファンにサインをするチュ・シンス

高額年俸を受けながらもあまりチームの役に立たないという非難の声は、雪が溶けるように消えた。7年1億3000万ドルを受けてレンジャーズに入団した2014年は、打率0.242と低調で、2016年にはわずか48試合のみに出場と、期待を下回った過去があることは事実だ。

しかし、2017年に本塁打22本を記録して実力を見せたチュ・シンスは昨年、生涯初のオールスターに選ばれた。今季もシーズン序盤、活躍を続けている。2020年の契約満了を控えた数年は、より良いプレーができることを自ら証明しているわけだ。

『MLB.com』は、アメリカンリーグ西部地区5チームに「欠かせない選手」としてチュ・シンスの他に、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト、ヒューストン・アストロズのアレックス・ブレグマン、オークランド・アスレチックスのクリス・デービス、シアトル・マリナーズのミッチ・ハニガーの名を挙げた。

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