韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）は11月30日、ソウル江南（カンナム）区三成（サムソン）洞のグランドインターコンチネンタルソウルパルナスで「2021 KLPGA大賞」授賞式を開催した。
1999年から開催が始まった本授賞式は、毎年、韓国女子プロゴルフ界を華やかに彩った選手と関係者が一堂に会し、シーズンを締めくくるイベントだ。
昨年からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、授賞式は受賞選手や授賞者など最少人数で行われてきた。ただ、今年はゴルフファンとのコミュニケーションの場を設ける目的で、史上初めてゴルフファン200人をオンライン上で招待する「オンオフラインハイブリッド」で授賞式を開催した。
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授賞式では初めに、韓国女子プロゴルフ界に惜しみない支援を施した関係者に感謝を伝える「感謝牌」、「功労賞」、「ツアー功労賞」が発表された。新型コロナの影響で各部門受賞者が授賞式に参加できなかったため、KLPGAは別途に賞牌とともに感謝の気持ちを伝える予定だ。
選手表彰ではまず、ゴルフ記者団が授与する「Most Improved Player Award」でキム・スジ（25）、ゴルフファンのオンライン投票で受賞者を決定する「人気賞」でイム・ヒジョン（21）、今年から新設された「美しい寄付賞」でホン・ラン（35）を表彰した。
式の途中には「KLPGAとSBSがともにするメディヒール・ドリームウィズ・バーディ」プログラムを通じ、この間に募った慈善寄金を伝達する時間も設けられた。
昨季から今季までに集めたKLPGA慈善寄金と選手110人からの寄付金1億ウォン（日本円＝約1000万円）、SBSメディヒール・バーディ積立金1億6580万ウォン（約1658万円）の合計2億6580万ウォン（約2658万円）を国際救護開発（NGO）ワールドビジョンに寄付し、保護終了児童の支援に使用する予定だ。
続けて、2年連続でチャンピオンズツアー（シニア部門）賞金女王に輝いたキム・ソンミ（48）と、ドリームツアー（2部）賞金女王のユン・イナ（18）が受賞の感想を述べた。
また、2021シーズンの正規ツアー（1部）韓国女子ツアーでプロ初勝利を果たしたクァク・ボミ（29）、キム・スジ、ソン・ガウン（21）、イム・ジニ（23）、チョン・イェソン（20）の5人が、生涯初優勝を達成した選手に授与される「KLPGAウィナースクラブ」を受賞した。
そして、正規ツアーで10年連続活動したトップ選手にのみ授与される「K-10クラブ」にはチェ・ガラム（29）が名を連ね、今季国内外の1部ツアーで1勝以上を収めた国内14選手、海外4選手に「特別賞」が授与された。
以降は主要タイトル部門の授賞が続いた。ジャン・ハナ（29）は自身初となる「平均ストローク賞」を受賞し、生涯でたった一度しか受賞のチャンスがない「新人賞」の栄誉にはソン・ガウンが選ばれた。ソン・ガウンは今季デビューしたルーキーで唯一、正規ツアー優勝を達成した選手として、ゴルフファンにその名を知らせることになった。
最後に、今季圧巻の6勝で「最多勝」、「賞金女王」に輝いたパク・ミンジ（23）が年間MVPに相当する「大賞」の栄誉に輝き、すべての授賞が終了した。
以下、「2021 KLPGA大賞」表彰選手。
◇
大賞：パク・ミンジ
賞金女王：パク・ミンジ（15億2137万4313ウォン＝約1億5213万円）
新人賞：ソン・ガウン
平均ストローク賞：ジャン・ハナ（平均69.9088打）
最多勝：パク・ミンジ（6勝／「ネクセン・セントナインマスターズ2021」「2021 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」「2021斗山マッチプレーチャンピオンシップ」「セルトリオン・クイーンズマスターズ」「DBグループ・第35回韓国女子オープン」「DAEBO hausDオープン」）
特別賞（国内）：キム・ヘリム、パク・ミンジ、パク・ジヨン、パク・ヒョンギョン、オ・ジヒョン、ユ・ヘラン、イ・ダヨン、イ・ソミ、イ・ジョンミン、イム・ヒジョン、ジャン・ハナ、チ・ハンソル、キム・ヒョージュ、コ・ジンヨン
特別賞（海外）：キム・ヒョージュ、コ・ジンヨン、パク・インビ、申ジエ
K-10クラブ：チェ・ガラム
ウィナースクラブ：クァク・ボミ、キム・スジ、ソン・ガウン、イム・ジニ、チョン・イェソン
ドリームツアー賞金女王：ユン・イナ
チャンピオンズツアー賞金女王：キム・ソンミ
美しい寄付賞：ホン・ラン
人気賞：イム・ヒジョン
Most Improved Player Award：キム・スジ
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