ユン・ジョンファン監督のJ2千葉続投を韓国紙が分析「目指す戦術が花咲いた」

ユン・ジョンファン監督が日本のJ2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉と再契約を結び、来年のJ1昇格に挑戦する。

韓国への復帰も取り沙汰されていたユン監督が、ジェフ側の積極的な再契約提案に残留を決心し、最近1年延長契約に合意したことが確認された。11月30日、日本のメディア『スポニチ・アネックス』も「千葉は今シーズンJ1部昇格を逃したが、ユン監督の赴任2年目の成果を認めた」とし「来季もチームを託す方針を固めた」と報じた。

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かつてJ2リーグだったサガン鳥栖をJ1昇格に導いたユン監督は、Kリーグの蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ、2014-2016)を経て、現役時代に在籍したJ1のセレッソ大阪の監督に就き、2017年に「ダブル(リーグカップ✛天皇杯制覇)」を成し遂げた。

以後、タイのムアントン・ユナイテッドを経て、ジェフ千葉を通じて日本舞台に復帰した。

ジェフ千葉の監督に就任したユン監督は、重量感が落ちる最前線の弱点を補うため、守備の組織力を強化し、2列目得点方式の改善に集中した。

(写真=韓国プロサッカー連盟)ユン・ジョンファン監督

その結果、今季は前半こそこれといった成果がなかったが、シーズン後半は調子を上げ12試合連続無敗(7勝5分け)を達成した。9月18日の愛媛戦での1-0の辛勝以降、2ヵ月以上、敗北はなかった。ジェフの順位はJ2の22チーム中、いつの間にか8位に上がった。

特にシーズン後半は17ゴールを決め、得点力も確実に向上した。 1998年生まれ、身長171センチのMF見木友哉が13ゴールでチーム最多得点を記録するなど、ユン監督が目指す戦術に花が咲いた。韓国人DFのチャン・ミンギュ(35試合出場)を擁する守備陣も大きく安定している。

今年を最後にジェフ千葉との契約が満了するユン監督は、Kリーグ一部チームのラブコールも受けていた。

しかし、ジェフ千葉側はチームの飛躍的な発展に注目した。また、選手たちのユン監督への信頼が固まり、来シーズンもチームを任せることにした。サガン鳥栖とセレッソ大阪を指揮したユン監督は、ジェフ千葉3年目にJ1昇格を目標に進むことになった。

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