畑岡奈紗と1打差優勝で賞金女王のコ・ジンヨン、苦しんだ2021を振り返る「本当にたくさん泣いた」【インタビュー】

2021年11月23日 ゴルフ #米国女子ツアー
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「本当にたくさん泣いた。諦めなかったので天が優勝を贈ってくれたようだ」。

世界ランキング1位のコ・ジンヨン(26)が華麗なフィナーレを飾り、苦しみの涙は歓喜の涙へと変わった。

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コ・ジンヨンは11月22日(日本時間)、ティブロンGC(米フロリダ州)で行われた米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーシーズン最終戦のCMEグループ・ツアー選手権(賞金総額500万ドル=約5億7000万円)最終ラウンドで、9バーディー・ノーボギーのトータル23アンダーを記録し、日本の畑岡奈紗を1打差で引き離して優勝を飾った。 

今回の優勝でコ・ジンヨンは、世界ランキング1位への復帰、年間最優秀選手、賞金女王など主要部門のタイトルを独占。なお賞金女王3連覇、2度の年間最優秀選手は、韓国人選手としては初のことだ。

昨年、同大会での優勝で賞金女王に輝いたコ・ジンヨンは不動の女王として今季を迎えるも、スランプに陥る。早春、大切な祖母を失った悲しみで感情が不安定になり、涙を流すことも少なくなかった。

(写真提供=KLPGA)コ・ジンヨン

当時、「アメリカで大会の準備するために、1日3~4時間しか眠れなかった。“祖母が亡くなったのに、ここで何をしているのか”と思い、ゴルフについて懐疑的になってしまった」と語っている。大きな喪失感は集中力低下をもたらすため、集中力が重要なゴルフに多大な影響を及ぼした。

しかし、歯を食いしばって耐え、コーチやクラブを変えるなど再起を誓ったコ・ジンヨンは「オリンピックが失った根性を取り戻す契機になった」と2021年を振り返る。

ネリー・コルダ(アメリカ)に世界ランキング1位を奪われたまま出場した東京五輪で、ライバルが金メダルを首にかける姿を見なければならなかった。五輪後、韓国国内で猛練習を重ねて鋭いアイアンを取り戻したコ・ジンヨンは、9月に行われたポートランド・クラシックでの優勝を契機に、世界ランキング1位奪還へと乗り出した。

9月以後に行われた大会では全て上位グループに名前を連ねた彼女は、10月のファウンダーズカップ優勝で韓米通算20勝とし、LPGAツアー10勝目をワイヤー・トゥー・ワイヤーで飾った。またBMW女子選手権でシーズン4勝目で挙げ、韓国人選手LPGAツアー通算200勝も記録し、晴れて世界ランキング1位に復帰することとなった。

コ・ジンヨンは、「シーズン序盤を思い浮かべれば、1勝でも挙げられるかと思ったが、どの年よりも感情の起伏が激しく、泣きそうになった」と振り返る。

「BMW女子選手権」優勝で笑顔を見せるコ・ジンヨン

特に、多くのタイトルを逃した今大会では、手首の痛みに苛まれたという。「第1ラウンドの11番ホールでは、手首が痛すぎて泣きながらセカンドショットの地点に歩いていった。キャディーが“長い目で見れば、この1大会が重要なわけではないので、本当に痛かったら棄権してもいい”と言った。本当に痛かったが、棄権したくはなかった。感情の起伏が激しいシーズンだったが諦めなかったので、天が優勝というプレゼントをくれたようだ」と語っている。

悲しければ泣き、ストレスを受ければ解消することに努めるなど、感情の流れに順応しようと努力したのが再起の原動力になったようだ。「ゴルフが駄目なら駄目なりに、自然の理のように流れ次第の状況に合わせて、“コ・ジンヨンに率直になろう”と思った。感情を誤魔化さずに、正直にすべてをこなしたと思う」と説明した。

感情に直になろうという覚悟は、シーズン最終戦の優勝につながった。「4回も優勝したのに、年間最優秀選手をもらえなかったら悔しくなると思った。優勝すれば多くのタイトルがついてくるということを知っていたので、より集中した」と告白した。

1ラウンドの自己最賞打数新記録を打ち立て、完璧な優勝を獲得したが「当分、ゴルフクラブを遠くに投げたい」とし、「船の上にフライドポテトをのせ、Netflixを見たい」と豪快に笑った。生涯最高のフィナーレを飾ったコ・ジンヨンは、11月23日午後に韓国へと帰国する予定だ。

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