【現地取材】川崎のGKチョン・ソンリョン、日本で「新しい全盛期」を迎えている

近年、キム・スンギュ、クォン・スンテ、キム・ジンヒョン、ク・ソンユンなど韓国のGKが日本でプレーしているが、先頭走者はチョン・ソンリョンだといえる。Jリーグ2度の優勝だけではなく、昨年にはベスト・イレブンにも選ばれているからだ。

蔚山戦マッチデープログラムの表紙モデルにもチョン・ソンリョンが登場するなど、川崎でもその技量と役割は評価されている。

選手たちとの親交もよく試合が2-2の引き分けを記録した後、蔚山選手たちがわざわざチョン・ソンリョンのもとを訪ね、挨拶をして帰った。

蔚山のキム・ドフン監督はチョン・ソンリョンを見るや、「蔚山へ来いよ」と言って笑った。チョン・ソンリョンも「この前も(4月10日の蔚山ホーム試合)も“待っているからな”とおっしゃっていましたよね」と冗談で返した。

川崎は現在、ACLのグループHで3位にある。16強進出のためには昨季の中国スーパーリーグ優勝・上海上港との試合に必ず勝たなければならない。

「海外で優勝もした。ベスト・イレブンにもなったが?」という取材陣の問いかけに、チョン・ソンリョンは謙遜しながら言った。

「いや、まだまだ実力が…。それにそれがすべてではない。(川崎は)まだACL優勝をしていないし、できていないことを成し遂げたい」

川崎フロンターレとともにアジアの頂点に立ちたいという意欲を示したチョン・ソンリョン。2010年に城南一和でACLを制覇したことがある彼は、「ひとまずグループリーグを通過しなければならない。残り2試合をしっかり準備する」と語り、決勝トーナメントで再びKリーグのどこかのチームとリターンマッチすることに期待を込めた。

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