韓国女子バレーの“いじめ双子”、やはり実力はある…妹に続いて姉は両チーム最多得点でデビュー

学生時代の“いじめ問題”で韓国でのプレーが難しくなり、ギリシャに渡った女子バレーのイ・ダヨン(25、PAOKテッサロニキ)に続き、双子の姉イ・ジェヨン(25、PAOKテッサロニキ)もデビューを果たした。

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イ・ジェヨンは両チーム最多となる13得点を記録し、無難に最初の試合を消化した。

イ・ジェヨンは10月24日(日本時間)、ギリシャで行われたA1リーグ、エヴォスモス Wとのアウェーゲームに妹イ・ダヨンと一緒に出場し、サービスエースとブロック(各1得点)を含めた計13得点を記録した。PAOKはセットスコア3-0(25-10、25-15、25-16)で快勝した。

双子姉妹が一緒に公式戦のコートに立ったのは、今年2月5日、韓国女子バレーVリーグの興国生命スパイダーズ所属当時に行われたGSカルテックス戦以来、8カ月ぶりだ。

(写真=PAOK公式ホームページ)イ・ジェヨン(左)とイ・ダヨン(右)

しかし2人は、学生時代の“いじめ疑惑”に包まれながら無期限の出場停止処分を受けた。

その後、プレーできる地を求めてギリシャに渡ったイ・ジェヨンとイ・ダヨン。去る10月21日のオリンピアコス戦でイ・ダヨンがセッターとしてデビューを果たし、続いてイ・ジェヨンもこの日デビューした。双子姉妹は当分の間、チームで重用されるものと思われる。

試合後、イ・ジェヨンは球団公式YouTubeチャンネルを通じて「(チームメイトと)呼吸を合わせるには時間が短かったが、すべての選手が助けてくれていい試合ができた」と話した。

イ・ダヨンは前の試合に続いて攻撃を調整しながら、サービスエースで2得点、ブロックで1得点など、計4得点を記録した。

◇イ・ジェヨン&イ・ダヨン プロフィール

1996年10月15日生まれ。韓国のプロバレーボール選手で、韓国代表。ジェヨンが姉、ダヨンが妹の双子。2人ともVリーグの興国生命ピンクスパイダーズに所属していた。しかし2021年に入って学生時代の“いじめ問題”が発覚し、無期限の出場停止処分に。韓国代表資格もはく奪された。活動の地を求めてギリシャのPAOKテッサロニキに移籍。実父は陸上競技(ハンマー投げ)韓国元代表のイ・ジュヒョンであり、実母はソウルオリンピック代表セッターのキム・ギョンフィというサラブレッド家系だ。

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