古巣バレンシアとの対戦が迫る韓国代表MFイ・ガンイン(20、マジョルカ)にスペインメディアが注目している。韓国メディア『Best Eleven』が報じた。
イ・ガンインが所属するマジョルカは、来る10月23日にアウェーのメスタージャで行われるラ・リーガ第10節でバレンシアと対戦する。
勝ち点12で10位のバレンシアに対し、マジョルカは勝ち点11の13位につけており、この試合で勝利すれば順位を逆転できる。
イ・ガンインにとってはマジョルカで迎える初の古巣対決だ。イ・ガンインは今年8月、下部組織から10年間在籍したバレンシアと契約を解除し、日本代表MF久保建英(20)の所属するマジョルカにフリーで加入していた。
そこで、スペインメディア『Okdiario』は最近、「イ・ガンインが10年間過ごしたメスタージャに戻ってくる」とし、イ・ガンインの古巣対決に注目。
「イ・ガンインはバレンシアでハッピーエンドを夢見たが、物語は思いがけない結末に終わった。オーナーのピーター・リム氏はイ・ガンインに信頼の証として背番号10を与えようとしたが、歴代の指揮官たちはイ・ガンインに十分な出場機会を与えなかった」と、バレンシア退団に至った経緯を説明した。
マジョルカ加入後は着実に出場時間を得ているイ・ガンイン。現在までリーグ戦6試合(うち先発4回)に出場しており、初先発のレアル・マドリード戦では1ゴールを記録した。全体的なパフォーマンスはまだ期待値に及ばないが、出場時間が計334分だった昨季と比べれば信頼を得ているといえる。
『Okdiario』は最後に、「自分を照らしていた光がまだ無傷であることを示すため、イ・ガンインが朱色のユニホーム(マジョルカのユニホーム)を着て家に戻る」と伝えていた。
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