コーチから性的暴行を受けてきた韓国代表選手が八百長疑惑を否定、同僚への侮辱は謝罪

2021年10月11日 スポーツ一般
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女子ショートトラック韓国代表のシム・ソクヒ(24・ソウル市庁)が2018年の平昌冬季オリンピック当時、チームメイトを侮辱したことについて謝罪しながらも、八百長疑惑については否定した。

シム・ソクヒは10月11日、所属事務所であるgalaxiaSMを通じて「平昌五輪期間、未成熟な態度と言動で多くの方に失望と傷を与えた点、心からお詫びする」と伝えた。

それと同時に「オリンピックを控えてチョ・ジェボムコーチから無慈悲な暴行を受け、脳震盪(のうしんとう)の症状を見せ、選手村を脱出するなど身体的・精神的に非常に不安定な状態だった」とし、「それによって自らの怒りを抑えることができず、他人に対する攻撃的な態度を示し、未成熟な姿を見せた点を反省している」と付け加えた。

【注目】コーチからの「常習的な性的暴行」に苦悶していたシム・ソクヒ、涙の訴え

去る10月8日、韓国メディア『ディスパッチ』は、3年前の平昌五輪当時、シム・ソクヒととある代表コーチが交わしたモバイルメッセージを公開した。主な内容は、シム・ソクヒが代表チームの仲間として過ごしたチェ・ミンジョン、キム・アランを狙い撃ちした悪口と、侮辱的なテキストだった。これまで同僚との“不仲説”を一蹴してきたシム・ソクヒだっただけに、その事実は大きな失望を与えた。

シム・ソクヒ

八百長疑惑は否定

また、八百長疑惑も浮上した。公開されたメッセージに、「ブラッドバリーを作ろう」という内容が出てきたからだ。これは、オーストラリア出身の男子ショートトラック選手、スティーブン・ブラッドバリーを指している。

彼は2002年ソルトレイクシティ五輪の男子1000m決勝で、最下位を走っていたが、アン・ヒョンス、アントン・オーノ、李佳軍などの優勝候補が相次いで衝突して倒れながら金メダルに輝いたことがある。

平昌大会の女子1000m決勝でシム・ソクヒは、金メダルを競っていたチェ・ミンジョンと最後の1周を残して衝突。金メダル候補であった韓国選手2人が同時に倒れながら、オランダのスザンネ・シュルティングが1位に輝いた。

そのためシム・ソクヒがメッセージをやり取りしたそのコーチと謀議して、事実上、八百長に関与したのではないかという疑惑が浮上した。

平昌大会の女子1000m決勝で衝突したシム・ソクヒとチェ・ミンジョン

しかしシム・ソクヒは「記事ではブラッドバリー選手について言及し、オリンピックの競技時、意図的に倒れたかのように叙述されているが、まったく事実ではない」とし、「私もチェ・ミンジョンも、アウトコースから相手を追い越して終盤にスパートをかける方式を得意として活用する。その試合でも、それぞれの特技を活用した。その過程で衝突が生じて倒れ、2人ともあまりに切ない部分」と釈明した。

なお当該報道後、シム・ソクヒは代表チームから分離された。ショートトラック韓国代表チームは来る10月21~24日、中国・北京で開催される国際スケート連盟(ISU)ワールドカップ第1戦のために、10月17日に出国する予定だった。

シム・ソクヒは今季ワールドカップ大会に事実上、出場できないと思われる。

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