韓国代表DFキム・ミンジェ(24)のトルコ行きが遅れている理由が、中国クラブ給料未払いよる影響ということが発覚した。
中国メディア「ズボ・ドットコム」は8月13日(日本時間)、「キム・ミンジェは北京国安の賃金未払いにより、フェネルバフチェへの移籍を完了できずにいる状況」と報じた。
先立ってフェネルバフチェは8月8日、クラブの公式チャンネルを通じて、「キム・ミンジェと移籍交渉を始めた」と明らかにし、トルコメディアも一斉にキム・ミンジェの移籍説を報道していた。
フェネルバフチェには、レアル・マドリード(スペイン)などでプレーしてきた元ドイツ代表MFメスト・エジルが在籍しており、指揮官には、2017年から2020年にわたって中国スーパーリーグの上海上港を率いていた、ヴィトール・ペレイラ監督が新たに指揮を執っている。
キム・ミンジェは今回の移籍で、チームの知名度よりも現実的な選択をしたと見られている。 出場時間が最大限確保されるチームを、欧州初上陸の舞台に選んだのだ。
フェネルバフチェは今季、ヴィトール・ペレイラ監督を新たに招聘し、既存の4バックから3バックへと移行中だ。そのため、キム・ミンジェがいきなり主力の座を射止める可能性も高いとされている。
トルコメディアを引用したズボ・ドットコムは、キム・ミンジェの状況について公開。前所属チームの北京国安の賃金未払いによって苦痛を受けている状況は今も続いている。
続いて「北京国安は、キム・ミンジェに数カ月間、年俸をきちんと支払わなかった」とし、「キム・ミンジェは給与の支払いを求めているが、クラブは支払う意思がない状況」と伝えた。
また「キム・ミンジェとフェネルバフチェはまだ契約に合意していない状態だ。しかし、この問題よりも北京国安の給料未払いの問題が大きい」と指摘している。
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