敗北にもうなだれなかった。揺れることなく、決勝進出がかかった2度目のチャンスを生かすことを誓った。
【関連】張本氏の「韓国は下手」発言に韓国側反応「毒舌をためらわなかった」
野球韓国代表の主将キム・ヒョンス(33)は、本日(8月5日)行われるアメリカ戦で勝利のみを見据えている。
韓国は4日、横浜スタジアムで行われた東京五輪野球の準決勝で日本に2-5で敗れた。6回表にカン・ベクホ(22)とキム・ヒョンスの適時打で2-2の同点に追いついたが、8回裏に3点を奪われて惜敗した。
この敗北により、韓国は本日午後7時から行われるアメリカとの準決勝を戦うことになった。決勝への近道は逃したが、この日の試合で勝利できれば、来る7日の決勝に進出することができる。
“日韓戦”は「プレッシャーが大きかった」
宿命の“日韓戦”で敗れたものの、キム・ヒョンスは4打数2安打と活躍を見せた。
彼は試合後、6回表に岩崎優(30)を攻略して適時打を放った瞬間について、「変化球が少し高く入ってきて打つことができた」と振り返った。
また、「負けたらすべての場面が惜しくなる。誰のせいにもできない」と、後輩のミスをかばう姿も見せた。韓国は8回裏に勝ち越し弾を許す前、投手のコ・ウソク(22)が一塁ベースカバーでベースを踏み損ねるミスを犯した後、連続四球でピンチを招いていた。
キム・ヒョンスの目はすでにアメリカ戦に向いている。「勝たなければならない。一度相手したチームだ。最後まで最善を尽くす」と伝えたキム・ヒョンスは、アメリカに勝って決勝で再び日本と戦う決意を明かした。
また、日本との再戦を見据え、「今日の試合で両チームとも勉強になったと思う。こちらが有利かもしれない。どうしても今日はプレッシャーが大きかった。緊張が解けるまでに時間がかかり、上手くやろうとしたが硬直してしまった。次の勝負でもこうした点を勝ち抜かなければならない」と意気込みを語った。
前へ
次へ