韓国が日本に敗れる…男子フェンシングのエペ団体準決勝、日本は初のメダル確定。韓国は銅を目指す

2021年07月30日 スポーツ一般 #東京五輪

韓国代表のフェンシング男子エペ団体が決勝戦を前に敗退した。フェンシング韓国代表は7月30日、幕張メッセで開催された東京五輪・男子エペ団体準決勝で日本に38-45で敗れた。

パク・サンヨン、クォン・ヨンジュン、ソン・ジェホ、マ・セゴンで構成された韓国代表は、4強で対戦した日本の壁を超えられなかった。

フェンシングの団体戦は、先に45ポイントを取ったチームか、9試合を戦って合計ポイントの多いチームが勝利となる。

最初の試合に登場したパク・サンヨンは、宇山賢を相手に1-2でリードを許した。2試合目のクォン・ヨンジュンは加納虹輝から1ポイントも奪えず、続く3試合目のソン・ジェホも山田優に完敗し、1-11となり、両チームの得点差は10ポイント差に広がった。

その後の試合でも韓国は差を埋めることができず、8試合目で28-37と9ポイントをリードされた。最後の9試合目でパク・サンヨンが追撃を試みたが、日本が先に45ポイントを奪って勝負が決まった。

(写真=聯合ニュース)日本に敗れ、会場を後にする韓国代表

これで日本は銀メダル以上が確定。この種目で日本がメダルを獲得するのは初めてだ。

韓国の銅メダル決定戦の相手は中国。両チームの試合は18時30分から行われる予定。エペ団体が決勝に進出することはできなかったが、中国との試合で勝利し、銅メダルを獲得すれば、韓国フェンシングの新たな歴史を作ることになる。

韓国フェンシングはオリンピック団体戦で、これまで男子サーブル(2012年ロンドン、2020年東京で金メダル)、女子エペ(2012年ロンドン、2020年東京で銀メダル)、女子フルーレ(2012年ロンドンで銅メダル)でメダルを手にした。ただ、まだ男子エペ団体戦でメダルを獲得したことはない。

なお今回の東京五輪で韓国フェンシングは、男子サーブル団体で金メダル、女子エペ団体で銀メダル、男子個人サーブルでキム・ジョンファンが銅メダルに輝いている。

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