【写真】世界よ、見たか!!韓国アーチェリー五輪9連覇の原動力は「徹底した原則主義」

完璧なチャンピオンだ。天下無敵の韓国女子アーチェリーが五輪団体戦9連覇を達成した。

オリンピックの舞台で毎回輝く韓国アーチェリーの原動力は「徹底した原則主義」だ。

アーチェリーは過去の国際大会の成績などを考慮せず、「現時点で最高の技量を持つ選手」を五輪の舞台に投入する。

オリンピックなどの国際大会に先立って行われる国家代表選抜戦だけでなく、東京五輪から初採用された男女混合団体でもその原則に従った。

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1992年バルセロナ五輪で金メダルに輝いた女子アーチェリー韓国代表

前日行われたランキングラウンドを選抜戦とし、男女それぞれ1位になったキム・ジェドクとアン・サンに出場資格を与えたのだ。

ともすれば国際大会の経験豊富な先輩らを出場させたほうが良いという意見もあるかもしれないが、アーチェリーは原則を崩さない。ランキングラウンドを通じて、最も良いコンディションを見せた最年少コンビに任せ、金メダルを得た。 

この「若手たちの反乱」は先輩たちの動機づけにも役立った。混合団体の翌日に開かれた女子団体戦で、韓国が五輪9連覇神話を作ることにつながった。

こうした原則主義があるからこそ、韓国女子アーチェリー界では絶えず新しい強者が生まれ、選手たちはその競争過程で成長しながら最強の実力を受け継いできた。

2000年シドニー五輪で金メダルに輝いた女子アーチェリー韓国代表

いつのまにか、韓国アーチェリーは他の国々が見習うべきほどの体系的な強化システムを築き、そのシステムを通じて新しいスターが登場する好循環構造を確立した。

これに、韓国アーチェリー協会の変わらぬ支援も一役買った。今大会でも、鎭川(チンチョン)国家代表選手村に夢の島公園アーチェリー場に似ているセット場を作って、選手たちがまるで先に東京へ来たような雰囲気を感じながら練習させたという。

まさに韓国は現場と行政で「パーフェクト技能」を遂行した末、歴史的な女子アーチェリー9連覇神話を作った。5年前のリオ大会に続き、もう一度アーチェリー全種目制覇を成し遂げる可能性も高まった。大いに期待したい。

2004年アテネ五輪で優勝した女子アーチェリー韓国代表

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