「ボルドーのファン・ウィジョをよく知っている。非常に脅威だ」
本日(7月16日)、U-24韓国代表とU-24フランス代表の国際親善試合がソウルワールドカップ競技場で行われる。
東京五輪前最後の“リハーサル”とも言える試合を控え、フランスを率いるシルヴァン・リポル監督が元ガンバ大阪FWファン・ウィジョ(28、ボルドー)を警戒選手に挙げた。韓国メディア『OSEN』が報じている。
15日に前日記者会見に出席したリポル監督は、韓国で警戒すべき選手について問われ「一人を選ぶというより、全員が技術に優れていて脅威だ」としつつも、「ボルドーで活躍するファン・ウィジョをよく知っている。非常に脅威だろう」と語った。
2019-2020シーズンからリーグ・アンでプレーしているファン・ウィジョは、2シーズンで公式戦通算63試合に出場し、18ゴール5アシストを記録。
特に昨シーズンは12ゴール3アシストでチーム得点王の活躍も見せただけに、その好調ぶりはリポル監督の耳にも届いているのだろう。ファン・ウィジョは今回、U-24韓国代表にオーバーエイジで選出されている。
フランスは東京五輪で日本、メキシコ、南アフリカと同じグループAに入っている。リポル監督は「もちろん、日本と韓国の実力はほぼ同じと言えるが、何よりオリンピックに向けて準備することが重要だ。日本戦よりも初戦のメキシコ戦に合わせ、試合の準備をするつもりだ」と述べた。
また、去る13日にU-24アルゼンチン代表と2-2で引き分けた韓国を「とても脅威のチームだ」とし、「躍動的ながらテクニカルだ。試合のテンポを上手くコントロールしながら、カウンターの状況を多く演出していた」と分析。
そして、「親善試合であるため選手たちのコンディションを考える。猛暑なので選手たちの健康と回復に気を使いたい」と伝えた。
フランスは決勝トーナメントに進出した場合、順位次第ではグループBの韓国と準々決勝で激突する可能性がある。ただ、リポル監督は「最も重要なことはグループステージ突破」とし、「準々決勝で韓国と再会できたら良いだろう」と言うにとどめた。
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