U-24韓国代表が、東京五輪前最後の親善試合でU-24フランス代表と対戦することで決定した。
韓国サッカー協会(KFA)は6月29日、U-24韓国代表が来る7月16日にU-24フランス代表と親善試合を行うことを発表した。
試合会場は韓国のソウルワールドカップ競技場で、午後8時キックオフを予定している。
U-24韓国代表は16日に試合後、翌17日に東京へ出国する計画だ。そのため、U-24フランス代表との親善試合はオリンピックの“出征式”を兼ねているとも言える。
KFAは「フランス戦に先立って13日にも親善試合を予定しているが、対戦相手はまだ確定していない」と説明した。
東京五輪の男子サッカー競技で、フランスは開催国の日本やメキシコ、南アフリカと同じグループAを戦う。グループBに所属するU-24韓国代表は、決勝トーナメント進出時にフランスと再戦する可能性がある。
フランスは東京五輪予選を兼ねて行われた2019年のU-21欧州選手権でスペイン、ドイツに次ぐ3位に入り、本大会出場権を獲得した。
フランスの東京五輪最終エントリー18人はすでに発表されている。オーバーエイジ枠にはクラブワールドカップで蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に2ゴールを決めたFWアンドレ・ピエール・ジニャク(35、ティグレス)のほか、MFフロリアン・トヴァン(28、ティグレス)やMFテジ・サヴァニエ(29、モンペリエ)が選ばれた。
韓国とフランスは五輪世代同士で過去2回対戦し、韓国が1分1敗と負け越している。
1回目の対戦は1995年のトゥーロン国際大会で、当時アナトリー・ブイショヴェツ監督が率いた韓国が0-1で敗戦。2回目は2015年にフランスで行われた国際親善試合で、当時シン・テヨン監督が率いた韓国はMFムン・チャンジン(27、金泉尚武)のゴールで1-1と引き分けていた。
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