日本に6失点大敗のガーナと2連戦…東京五輪控えるU-24韓国代表が7カ月ぶりの国際親善試合へ

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「ゲーム全体の組み立て、マークの付け方、パスの精度などを改善しなければならないし、攻撃の仕方にも課題がある。今回の試合よりは良い試合を韓国戦ではお見せしたい」

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これは、6月5日の国際親善試合でU-24日本代表に0-6で大敗した直後、U-24ガーナ代表のサミュエル・クワシ・ファビン監督が記者会見で語った言葉だ。

すでに東京五輪出場権を逃しているガーナは今回、20歳以下の選手を中心にメンバーを構成。この世代には今年3月のU-20アフリカ選手権で優勝したU-20ガーナ代表メンバーが多数揃っていたが、その主力の大半は国内リーグ専念のため来日できず。結果、前後半通じて6失点を喫し、シュートもわずか1本しか打てず、攻守両面で日本に圧倒されてしまった。

(写真提供=日本サッカー協会)U-24ガーナ代表

そんなガーナだが、今度はU-24韓国代表相手に2連戦を行う。すでに10日午後にスタッフ、選手合計32人が仁川(インチョン)国際空港を通じて入国しており、新型コロナウイルス感染症検査で陰性と判定されたのち、試合が行われる韓国南端の済州島(チェジュド)へと移動。試合は12日と15日に済州ワールドカップ競技場で開催される。

U-24韓国代表にとって、ガーナとの対戦は昨年11月にエジプト、ブラジルと戦って以来、約7か月ぶりの国際親善試合だ。3月に日本がU-24アルゼンチン代表と2試合を戦った同じ頃、韓国は国内でKリーグの3チームと対戦していた。それだけに、いくら相手の戦力が十分でないとはいえ、今回のガーナとの2連戦が東京五輪前の貴重な強化試合であることに変わりはない。

(写真提供=韓国サッカー協会)U-24韓国代表(写真は2020年11月)

もっとも、東京五輪まで残り約1カ月半と迫った現段階で、韓国の準備状況は日本と異なる。日本は今回、久保建英や堂安律、冨安健洋らA代表でプレーする主力を招集。さらにはオーバーエイジ枠の吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹ら3人も合流するなど、“完全体”を組むことができた。一方、韓国は元アビスパ福岡のウォン・ドゥジェなど主力数人が2022年カタールW杯アジア2次予選を戦うA代表に合流し、ソン・フンミンやファン・ウィジョが候補とされるオーバーエイジ枠の招集もできなかった。

U-24韓国代表率いるキム・ハクボム監督はA代表に“譲歩”を求めたが、パウロ・ベント監督の意思は固かった。結局、A代表の決定を受け入れることにしたものの、キム監督はメンバー発表記者会見で「私は隣国の日本を羨んだことはないが、今回ばかりは羨ましかった」と吐露していた。

とはいえ、3月の“日韓戦”にも出場したイ・ガンインやイ・ドンジュン、チョン・ウヨンなど、一部選手の招集には成功した。なかでも、イ・ガンインは今回初のU-24代表招集となっただけに、現時点で連携を深められるのはポジティブ要素と言えるだろう。

日本戦の大敗を受け、ガーナも韓国との2連戦に向けて多少なりともゲームプランの修正は加えるはずだ。U-24韓国代表が“完全体”でない現段階でどれだけのパフォーマンスを発揮できるのか、まずは12日の第1戦での戦いぶりに注目してみたい。

(文=姜 亨起)

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