かつて阪神タイガースでも活躍したオ・スンファン(38、サムスン・ライオンズ)が驚異のピッチングを続けている。
オ・スンファンは6月2日に行われたSSGランダース戦で、8-7と1点差で迎えた9回裏に抑えとして登板。
先頭打者のチュ・シンス(38)に二塁打を許したものの、後続のチェ・ジョン(34)をセンターフライに打ち取り1アウト。チュ・シンスの代走キム・ガンミン(38)が進塁失敗でアウトとなると、最後はチェ・ジュファン(33)を空振り三振で仕留め、試合を締めくくった。オ・スンファンの好投により、サムスンは8-7で勝利を収めた。
今年でプロ16年目のオ・スンファンは、38歳で迎えた今シーズンも衰えを感じさせない好投を続けている。
まず、オ・スンファンは4月に10試合で登板して8イニングを投げ、6失点(自責点6)6セーブの防御率6.75を記録。同月には韓国プロ野球初の300セーブを達成した。
すると、5月は登板した11試合で1敗9セーブをマークし、防御率0.00を記録。同月は8日のロッテ・ジャイアンツ戦で3失点(自責点0)を喫した以外に失点や自責点を記録しなかった。
オ・スンファンの活躍に支えられ、サムスンは現在首位SSGと1ゲーム差の2位につけている。16セーブはリーグ単独トップの数字なだけに、今後さらにセーブ数を増やせるかに注目したい。
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