韓国政府の文化体育観光部(日本の文部科学省に相当)とプロ野球を管轄する韓国野球委員会(KBO)が、京都国際高校の野球部に1000万ウォン(日本円=約100万円)相当の物品寄付を行った。
5月17日、文体部とKBOは京都国際への寄付を発表した。物品の内容は野球ボールや治療用スプレーなどとなっている。
今春行われた第93回選抜高校野球大会に、春夏通じて初の甲子園出場を果たした京都国際。大会では柴田(宮崎県)を延長10回の末5-4と下し、2回戦では東海大菅生(東京)に4-5で敗れたものの、初出場でベスト16進出という結果を残していた。
今回の寄付に際し、京都国際高校の朴慶洙(パク・ギョンス)校長は「多くのご支援とご関心をお寄せいただいた文化体育観光部のファン・ヒ長官と、KBOのチョン・ジテク総裁をはじめとする韓国プロ野球全体に感謝の意を申し上げたい」とコメント。
また、「韓国の声援と応援を土台にさらに一歩前進した成長で、もう一度甲子園に出場したい」とし、「“日本1位”の夢を叶えるべく目標に向かって頑張ってもらいたい」と野球部に奮起を促した。
京都国際は16日に行われた春季京都府大会の決勝で京都成章と対戦。本塁打2本含む長打8本で13-0と圧倒し、2019年度以来2年ぶり2度目の優勝を飾っていた。
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